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55. 合流


1体のオークを倒した時、

周りのオークは距離をとっていた。

コイツら、距離とるの好きだな。

老眼なのか?


ダッ


ドンッ


俺が攻め込んだ時、足の踏み込みを感じれず、下に

落ちた。


何だ!?

土の壁が見える。

...落とし穴?


ドドドドドガンガンッ!


その穴に大剣が投げ込まれた。


「ぐっ!」


ダンッ


剣のない隙間を見つけ、そこに向かって飛び上がった。 


「ガー!!」


「うおー!!!」


ガンッ


飛び上がった場所のすぐ近くにオークがおり、剣を振り下ろしてきた。

咄嗟に殴ったが、3体で同時に攻撃してきたため、剣に当たり吹き飛ばされた。


「はぁ、はぁ、はぁ、」


数の強さは凄いな。

地道に1体1体倒すしかないが、全員倒すまでに体力が尽きるかも知れない。

いや、絶対に尽きる。


落とし穴作ってくるとかふざけてるだろ。

足元も注意しなちゃいけないのか。


ヒュ!!


オークが風魔法を使ってきた。

前回もそんなような事があった気がしたので、咄嗟に身体強化を全開に出来た。


受け身!!

受け身を取らなければ!!

木のないところへ...


ドンッ


地面の壁が見えた。


「またかよ!!」


ビュ!!


周りにいたオークが一斉に風魔法を使った。


「ぐあっ!」


潰れる!!

動けない!!


焦るな!

うつ伏せになろう。


目が開けられない。

まずは視界を確保しなければ。


「ぐっ、うっ。」


俺が子供だからか、この穴は広く感じる。

スペースがある。

一瞬で移動するんだ。


強化だ。

ふくらはぎ、足裏...


ダッ


抜けた!


素早く立ち上がった。


ドンッ


木に向かってジャンプをした。


「ぐはっ、はぁ、はぁ、」


これは、逃げたほうがいいかも知れないな。

どうする。

勝てるか?

いや無理だよな。


ヒュ


木の枝の上に乗っているレオの下から風が吹く。


「うわっ。」


空高く上がった。


俺が子供じゃなくて大人だったら、風魔法の効果低そうだな。

デブってやろうか。


「おや?」


平野の方に隊長達がいる。

そりゃあ、そうか。

ドンパチ聞こえてたもんな。


「お〜い!!!!」


手を振ってみた。

おっ。気づいた気づいた。


「オークがいるのかー!!!!」


隊長の叫び声が聞こえた。


「ああー!!!!」


俺は返事をしながら落ちていった。


バキバキッ


ドンッ


「いたっ!」


受け身を忘れていた。

普段はあまりやられないからな。

意識してやらないと出来ない状態だ。

体に覚えさせなければ。


目の前にはオーク軍団がいた。

そういえばいたな、お前ら。

もう一回飛ばしてくれないかな。


「ガー!!!」


ダッ


逃げるしかない。

なぜなら勝てないからだ。


タタタタタタッ


「...まさか山の中にこんなにオークがいたとはな。

平野は囮だったのか。」


隊長が猛ダッシュで現れた。


おっ、隊長。

来てくれたのか。

ありがたい。


「平野に行くぞ。少年。」


「あっ、待て。この山にロイとマイクがいる。」


「そうか、じゃあお前は平野に行っていてくれ。

お前の背中の方向にある。」


ダッ


あとは全力ダッシュするだけだ。

逃げるだけなら大丈夫。

なんせ、森だしな。


「ふっ、ふっ、ふっ、」


あ!

見えた。

みんないるじゃないか。

あれ?

隊長とロイとマイクもいる。

なんで俺より速いんだよ。


ざっと50人いるな。

この数、勝てるんじゃないか?


「よお!レオ!泥だらけじゃないか。」


「やあロイ、落とし穴に落ちたんだ。」


「落とし...あはははは!なんだそりゃ!」


本当なのに、ちくしょう。

何笑ってんだよ、この野郎。

あっ!マイクもニヤニヤしてる。

冗談を言ってると思ってるんじゃないだろうな?


「さて、お前達。作戦を決めた。俺と副隊長と少年は一人でオークと戦って前に進んでくれ。

他は全員でオーク1匹に当たってくれ。」


「何だよ!俺達もやれるぜ!」


「いや、オークは超級の魔物だ。勝てないと思う。

あっ。森にいた2人は2人で1匹な?あと、レッドシャインはパーティーで沢山のオークを倒してくれ。」


凄い作戦だ。

俺なんて、やる事が何一つ変わっていない。


他の冒険者達も不満気だが、大丈夫なのだろうか。

それでも一応、それぞれの役割を果たすために動き出した。


「ジェノサイド・メテオ」


隊長が手を山に向けて、そう言い放つ。


手から少し離れたところからドス黒い炎が現れ、俺がいた山のほうに飛んでいった。


あの炎、怖。

なんか黒に近い色をしていたぞ。


ゴゴゴゴゴゴゴー!!


その炎が山に当たった瞬間、火が山を包んだ。


!?

マジかよ...

これ、山のオーク全員死んだんじゃないか?

魔法って便利だよな〜。羨ましい。


ミラ以外の全員が焼かれた山の方向を見ていた。


「ジェノサイド・メテオ」


隊長はすかさず、もう一つある山に向かってドス黒い炎を放った。


もう隊長だけで終わるじゃねえか。

都市級は凄いんだな。


炎が山に向かう途中、凄い風が吹き、炎が消えた。


風は奥の平野から来たな。

ボスでもいるのか?

この平野は2つの山に挟まれている。


「ぐっあ!!」


「てめえ、よくも!!!」


平野にいるオークによって冒険者が殺された。

山にいたオークの方が数が多かったな。


「ガー!!」


2つの山からオークが降りてきた。


おいおい、焼けた山からも出てくるのかよ。

生き残ったってことか?凄いな。


「奥にいるのね。ウォーターボール。」


グチャ


圧縮されたウォーターボールがオークの脳天を貫いた。 


隊長、副隊長はもう前の方に行っている。

俺も行かなければ。


ダッ


「お前ら!!行くぞ!!!」


「「おお!!」」


レッドシャインのリーダーの声が響き渡った。


山からのオークがおそらく全員降りてきたから、前への道を倒して作るしかなくなった。


いや、山から行った方がいいのか。

じゃあ、横に行けばいいんだ。


「...」


横にもオークが沢山いるな。

まあ、前に進むよりは楽だろう。


ダッ


出来れば足の間をすり抜けて...


ドンッ


「うっ!」


オークに蹴り飛ばされた。


そんなので怯むかよ!


ダッ


足元に行く。


「ガー!!」


蹴る動作をしたことを確認して、当たる直前で避け、

蹴った足のかかとを殴った。


ドスンッ


オークは足が勢いよく上に上がり、倒れた。


「ふんっ!」


俺は倒れたオークの足を持ち、思いっきり振り回した。 


ドドドドドドンッ


「おりゃ!!」


ドンッ!


最後は思いっきり山の方向に投げ飛ばし、その場所にいたオークが倒れた。


倒さなくてもいいんだ。

山に行ければ、そしてボスを倒せれば。

あれ?普通のオークも倒さなきゃ駄目だよな?


「ふんっ!」


グチャ


倒れているオークの頭を貫いた。


「ガー!!」


倒れてないオークがレオを大剣で叩く。


バキッ


俺は大切が当たる部分だけに魔力を集めてみた。

剣が折れたみたいだな。

これは...極めたら凄いぞ。















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