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神様の導きと俺の何度目かの人生。  作者: 可愛い
第三章 雪山を目指して

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旅路-村【生家】


よろしくお願いいたします。

移動中の話題はやはり化け物との戦闘でユッタが語ってくれた

その後 ユッタが村の出身だと聞くと神職が最近の話をしてくれた


ここ数年、飢饉も兵役もなく穏やかに過ごせている

その他にも農作業や冠婚葬祭の話をしてくれる


ユッタは懐かしそうに話を聞いている

ユッタの表情を見ながら何年振りの帰郷なんだろうか興味を持った


神職は村にいるドワーフについても話してくれる

彼を収穫祭りで見かけることはあるが直接話したことは無い

村人の話では近くの坑道で材料を取り飾り細工を作って訪れる商人に販売してる


収穫祭の翌日に6歳の子供たちのスキルの確認をするのだが彼に物品を販売して寄付金を得ているようで他の村と違い、この村では全員が6歳でスキルの確認ができているとのことだ


他の村では成人前後に自分で働いたお金で確認するのが普通だそうだ


語り合っている内に村へと着いた

最初に神職と村長宅に挨拶へと向かう、神職は毎年村長宅で宿泊しているそうだ


ユッタが村長に挨拶すると思い出したのか立派になって戻ってきたと大喜びで家族を呼んで話始めた

村長から泊まっていく様に言われるが生家に戻ると告げると、それが良いなと村長も納得してくれた


俺も辞退して友人であるユッタの生家にお世話になるという

村長と神職は少し意外な顔をするが了承した


ユッタの家に向かうまでに村内を見てみると収穫は終わっている様だった

男爵家と比べて村の規模は変わらないが山の麓のため田畑が狭く感じる


「ここよ」といってユッタが比較的大きな家を指す

家の外では大人が3人と子供が4人ほどいる


「ただいま」ユッタが大声で声をかけ手を振る

大人のうちの一人の女性が「ユッタ、ユッタじゃないの」と言いながら駆け寄ってきた


その他の人たちもユッタなのかと言いながら寄ってきた

彼女が皆とひとしきり話した後に俺を紹介し家族の紹介を始める


ユッタの兄夫婦と子供達、それと直ぐ上の姉と言うことだった

ユッタは俺たちから離れ子供たちの所へと移動していった


彼女の家族と神殿や旅の目的等の雑談をしてると子供たちの囃す声が聞こえてくる

ユッタは子供達に人気があるなと思って彼女の方を見てみると耳まで真っ赤にしたユッタと目があった


ユッタは照れてる様で目を俺から反らすと子供達から囃す声がまた聞こえてくる

お兄さんから「そろそろ中へどうぞ」と案内を受けて皆で屋内へと向かう


真っ赤な顔のままのユッタが寄ってきたので良い家族だねと伝えると下を向いてありがとうと呟いた

両親は健在で快く迎えてくれる。ユッタはお兄さん夫婦や姉、子供たちにお土産を配っている


両親にはユッタの奉仕活動の話や日常的なことを話す

子供が一人、女性を引っ張ってやってきた


近所に住むユッタの姉で長女だった

その女性はユッタよりも先に俺を見て「あら、優しそうな人を連れてきたわね」と微笑みながらユッタに告げる


ユッタが何度目か分からない真っ赤な顔になる

その後、出されたお茶を飲みながら家族の近況と宗教都市での話題となる

子供たちは化け物の話をユッタに強請り、ユッタが子供向けの教訓話として話していた


夕食の後、俺は宿泊部屋として子供部屋に案内され使わせて貰う

ユッタは姉の部屋で一緒にねるそうで楽しそうに話しながら部屋へと向かっていった


俺はその光景を見ながらハルドールさんの手紙に書かれた男爵家のことを思い出していた

お読みいただきありがとうございました。


無断転載禁止。翻訳も禁止。

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