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神様の導きと俺の何度目かの人生。  作者: 可愛い
第二章 旅の始まり

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露見

よろしくお願いいたします。

盗賊の討伐が終わり7日間の移動で宗教都市に帰還した

明日からの2日間は休養日となるそうだ


宿舎前で解散となる。アレクとラデクは旅装を解かずに食堂直行

アンナとユッタは明日からの予定を話し合っている


フーゴが傍で期待した目で二人を見てるんだよな・・・

自分から声かけたほうが良いと思うんだが無駄な世話を焼く必要もないな


あの状態のフーゴは誘っても動かないから一人で行動する

部屋で着替えてから食堂だな。思案がまとまり振り返ると


神職の服を来た女性が来ており俺に向かって「聖女がお呼びです」

と声を掛けてきた。旅装のままで良いので付いて来てほしいといわれる


了解して付いて行こうとすると

ユッタが「まだ直接話したことがない」と少し拗ねた声で呟く


アンナは「話せる内容なら後で教えなさいね」と言ってくる

フーゴはアンナに話しかけられた俺を羨ましそうに見てる

「出来る内容ならな」と答え案内に付いて行った


聖女の部屋の前につき案内がノックすると入室の許可が出た

「旅装のまま失礼いたします」

「かまいません。疲れているところを呼び出しに応じてくれてありがとう」


椅子を進められ礼を言い座る。お付きの女性がお茶を入れ部屋を出ていく

扉が閉まるのを確認して話し出す


「本来なら盗賊討伐を労わねばならないところですが緊急の用事があります」

「今回の討伐で手に入れた書物や手稿についてです」

「あなたのスキルでこの書物が読めるか試してもらえませんか」


と言い一冊の書物と焼け焦げた手稿を取り出す

ボックス持ちだったんだと思いながら受け取り内容を確認する


これは男爵家の書斎で見た古代語?だな・・・でも変だな

あの時と比べて文章になってないどころか文字の並びが意味をなしてない


数頁捲りながら眺めていると古代語?の文字だけ使った暗号文だと分かる

読めるようになってきたな


顔を上げ

「大丈夫です。読めます」と聖女に伝えた。続きを促されるので


手稿内容を最後まで読み上げる

え!?これは俺が知ったらダメなやつだ・・読み終わり手稿を台の上に戻す


次に書物を渡される。こちらも同様で暗号文だった

内容を読み上げる。これもだ・・他に読める人間がいないから仕方ないのか

読み終わり書物を台の上に戻す


聖女は書物と手稿をボックスに戻しハンドベルを鳴らす

やって来たお付きの女性に三役と騎士団長、癒し手の長を呼ぶように告げた


お互いに無言で待っていると

癒し手の長に続き騎士団長、三役が入室してくる


お付きの女性にお茶を用意させると挨拶を始める

「急な呼び出しに応じて下さりありがとうございます」


「彼は私の呼び出しに応じてきています」

聖女が俺を紹介しチラリとお付きの女性を見ると部屋から出て扉を閉める


全員を見回し聖女が威厳のある声で告げる

「これから見聞きすることは関係者以外に話すことを禁じます」


聖女がボックスから先ほどの手稿と書物を出す

騎士団長以外の4名は不審げな顔をする


「失礼します」と言い三役の一人がパラパラと捲り他の2名が覗き込む

「読めませんな」書物を台に戻す

癒し手の長も手稿を見ていたが読めないのか台にもどした


それを受け聖女が話し出す

「彼のスキルで読んでもらいます」


皆が俺を見るが気にせずに手渡された手稿を読み上げる


宛先が読めなくなっている物で

内容は宗教都市を攻略するための準備が整ったという記述だ


聖女が一口お茶を飲み話す

「邪教徒が策動しています」


誰かの唾を飲込む音が聞こえた

「書物を読んでもらえますか」


俺は頷いて読み始める

こちらの内容は手稿より細かく


宗教都市を攻撃する戦力は魔物使役スキルもちがゴブリンジェネラルを確保

複数のジェネラルを中心にゴブリン1000匹前後


大森林内から主力と助攻の2手に分かれて宗教都市に進み攻略を行う

宗教都市周辺の人間を使って悪魔召喚の儀式を行い攻略に加える


最終目標は王都の大聖堂

宗教都市と王都で回収する遺物の一覧


読み終わると三役が絶句し癒し手の長は青ざめ騎士団長は微動だにしなかった


次に騎士団長を指名し団長が捕虜を尋問した結果

盗賊はローブの集団に雇われていた


大森林付近の村から都市までの街道を何度も確認していた

大森林内に拠点があり10人以上のローブの集団がいる

との情報を得たと話した


聖女が立ち上がり

「邪教徒に宗教都市と大神殿を蹂躙させてはなりません」

「万物の女神の信徒の結束と信仰心を見せつけるのです」


「今すぐ準備を行いなさい」と告げる

みなが立ち上がり退出していく後に俺も一礼して続く

お読みいただきありがとうございました。


無断転載禁止。翻訳も禁止。

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