スキルに対する一般常識と兄弟のスキル
よろしくお願いいたします
4年目
色々と話すことが出来るようになった
今度こそはとステータス表示を再度挑戦。ダメだった・・多分ないや、これ
春先に父に連れられ次男と姉が神殿でスキルの確認をしてきた
神殿で寄進して希望すると授けられたスキルを教えてくれるらしい
スキル自体は産まれた時に与えられているが変化や消失してしまう事もあり
定着する6歳以降に確認するのが一般的らしい
次男と姉も定着しておりスキルがあるとの事。長男も定着してるそうだ
二人が一緒に確認したので双子か遺児、庶子の可能性も考えたが双子だった
夕食時に定着したスキルの話題となる
次男は並列思考(王佐)で思考全般の能力アップ
王佐は万能補佐として栄達すれば宰相や参謀、地位やコネがあれば
代官や執事と実務的な職業に付くらしい
姉は魔法適性(火)で魔法全般に上級適性があり火属性に特段優れる
極めれば火属性は最上級まで取り扱える可能性を秘めている
火属性のみだと火魔法となり魔法適正の属性無しだと全属性上級までらしい
二人とも当たりスキルだと思う
何事もなければ次男は領地経営で兄の補佐だろうし姉は王都で魔法関連の
仕事に就くのだろう
長男のスキルも聞いてみた
兄は武器適性(剣)武器全般に上級適性があるそうで剣は最上級スキルに
到達する可能性があるそうだ
剣の最上級といえば剣聖スキルに匹敵すると言われているらしい
剣聖は剣特化なので兄のほうが良いスキルに思える
父は兄のスキルを気にしていたようだが弟のスキルと合わせれば領主を
務めるのに問題無いと安心してるようだ
スキルで考えると脳筋だもんね・・・次期領主
庭で遊べるようになった。
兄達は父の指導の下で剣術稽古している。僕は姉の仕事が終わるのを
待って追いかけっこ、おままごとで遊ぶのが日常となった
なんでだろう。姉に対しては童心に戻ってしまうんだよな
前世で姉が居た影響とかあるのかな?
5年目
午前中、兄達は父の指導の下で剣術稽古をして午後から勉強の日々。
俺は姉の手伝いで水汲みを行い、その後に素振りの練習を行う
午後は姉と一緒に読み書きと計算の勉強、その後に夕飯の準備を手伝う
そういえば料理人もいないんだよね
最近、僕と言うほうが貴族として良いみたいなので俺と言うのは止めた
三男だけどね
ある日の夕食時に僕の勉強具合を尋ねられた姉が
「計算は早くて正確。本の朗読も完璧です」と胸を張って答えてくれた
「あら凄い!騎士様の本かしら?」と母
「騎士になりたい」とか「ドラゴン見たい」と騒ぐ兄達
「騎士様の本も読めるのですが建国神話の本です」
「建国神話の本か?読めるのか?」姉に確認して僕を見る父
「読めるよ!」と満面の笑みで答える僕
夕食後に父の書斎に移動し家族を前に朗読してみると両親は驚いた
反応を見せた。次いで父が机の上にあった手紙を渡してくる
時候の挨拶や美辞麗句で中身のないやつを読み上げる
斜め読みで十分なやつだ
次いで書類を渡される
領地関連の数字入りのやつだが問題ない。数字も桁を間違えず読み上げる
次に計算してみろと父が書類の数字を読み上げる。僕は暗算で即答
両親は顔を見合わせて教師の姉と僕を褒めてからの散会となった
姉が微笑み僕の頭を撫でてくれた
僕は両親に褒められたことより姉に撫でられたことのほうが嬉しかった
翌日から読み書き計算の勉強は無くなり
午後は姉の淑女教育を見ながら礼儀作法の勉強、繕いやご飯の準備を行う
変わらぬ日常が続く
お読みいただきありがとうございました。
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