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神様の導きと俺の何度目かの人生。  作者: 可愛い
第二章 旅の始まり

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28/51

ダンジョンと過ぎ行く日々

若干長くなっております。

よろしくお願いします。

翌日 奉仕活動の日

同室のフーゴも同じ神殿業務となった

エディ班長が気配りして知り合いと組ませてくれたのだろう


フーゴも班長から含められていたようで

周辺の掃除をしながらダンジョンでの荷役について教えてくれた

主な役目は


 神殿からの支給品の管理

 食事や休憩時の飲食物の提供


 怪物の素材や道中での取得品の運搬

 班員の荷物の預かり


 戦闘時の周辺警備

 遠距離戦時に指示があれば投石での参加


 非常時には魔法職の盾となること

語り終えると。そんなに難しいことではないと言う


昼食後は午前中と逆方向に回りながら見落としがないか確認し終了となった

この後は自由時間となる


夕食時食堂に皆が集まり食事をする

今日の奉仕活動の話となる


アレクとユッタは見習い満期後に奉仕活動希望のため孤児院に行ったと言う

アレクが子供たちと遊びユッタが神職の手伝いで毎回同じ役割分担との事


騎士志望のラデクとアンナは街頭警備の手伝いで本来はフーゴも行く予定だったとの事

奉仕活動も半年程度努めれば自分から希望を出して選べるようになるらしい

和気あいあいと話していると自然と明日からのダンジョンの話となる


前回同様、地下聖堂の2階までの往復ではないか、とか今回は墳墓の掃討だろうとか

候補地はいくつかあって班の熟練度で向かう先が違うようだ


ユッタが肉より骨が良いと突然言い出し食事中だったラデクがむせ返る

アレクがラデクの喰ってるような肉だな。と混ぜ返してアンナに怒られていた


皆でその様子を見て笑う。笑いながら初心者の俺を気遣ってくれてるんだと感謝する

その後も楽しい時間が過ぎて就寝のために各々の部屋へと向かった


翌日

今日から6日間のダンジョン訓練が始まる

早朝にエディ班長から渡された書類をもってフーゴの案内で支給品を受け取りに行く


気力と体力のポーション人数分x5本に医薬品、食料8日分を渡される

訓練場に戻ると既に班員はそろっており


エディ班長の号令とともに神殿を出て北門に向かう

ユッタが「肉だ」とボッソと言い周囲が苦笑する


その発言を聞いたエディ班長が「墳墓へ向かう、皆の大好きなグール退治だぞ」と目的地を話す

ラデクがメイスの整備が・・洗うのが大変なんだよなと呟いていると


ユッタが「臭いが嫌い、骨が良かった」とボッソと言い周囲が堪えきれずに笑いだす

アレクがユッタの焼き加減がレアすぎる、アンナのようにミディアムなら臭わないぞと話しかけると


アンナも同調してユッタも頑張って火中級にしなさいよと言い出す

ユッタはミディアムでも臭うじゃんと嫌な顔で言いっていた


門が見えてきてエディ班長から静かにしろと言われるまでは遠足気分だった

門に着いて担当騎士に整列して挨拶。励ましの言葉を受けて門を出る


一日歩いて墳墓に到着して野営となる

野営中に墳墓の怪物の情報と訓練内容を確認する


 グールは移動が遅いので魔法と投石の遠距離攻撃訓練が主目的となる

 麻痺の能力を持つので怪我を負ったら声をかけて後方に下がること


 時間と共に麻痺が全身へと行き渡るので早めに医薬品で治療すること

 麻痺の回復は一定時間が係るため無理をして訓練に復帰しないこと


 戦場では麻痺部分を削ぎ落すことがあるが訓練では絶対にしない事

 今回は遠距離攻撃訓練だから荷役も経験を積むこと

と注意と指導を受ける


その後雑談となり

基本的なダンジョンの話をアレクを中心に話してくれた


 グールに限らずダンジョンの怪物は霧が発生し黒く凝縮してから現れる

 凝縮された黒色と同じ大きさの怪物が発生する


 倒した怪物は一定時間で消えるため死体を処理する必要はない

 死体が消えた後に素材が現れるので剝ぎ取らなくてもよい


 ダンジョンで得られる物品の所有権は最初に手にした者になる

 素材の中でも魔石と呼ばれる光る石は優先的に回収すること


 怪物の中には特殊スキルを持つものがいるので事前に調べること

などであった


翌日から訓練が始まり見通しの良い場所で交代で訓練を行う


投石技術はフーゴが最も上手く殆どの礫を頭に命中させていた

次いでアンナ、ユッタ、ラデク、アレク、俺の順番だ


グールは礫だけでは倒せないことが多いので近づくとメイスで叩き潰した

アンナ、ユッタは自分たちのペースで魔法に切替攻撃をしている


確かにレアでもミディアムでも臭いと感じた

その翌日も同じで奥に進むことはなく墳墓の入口付近で訓練を行う


これを4日ほど行い誰一人怪我も無く帰還した

そのまま余った支給品を返却する


翌日は奉仕活動で前回と同じ神殿業務を一人で行った。

今回フーゴはアレクとユッタと共に孤児院の補助へ行った。


3か月ほど墳墓で訓練を行いユッタの愚痴が出なくなった頃に

骨と呼ばれるダンジョン地下聖堂へと向かう


何時ものように神殿を出て、何時もと違い南門に向かうと

ユッタが「骨だ」と満面の笑みを浮かべる


事情を知る前なら発言と笑顔のギャップに恐れをなしたかもしれない

それほど無邪気な笑顔だった


班員全員が一瞬唖然としてから笑い出す

ユッタが「だって臭わないし」と顔を赤らめながら下を向いて呟く


アレクは体に染みついてるから変わらないよと発言して

アンナに繊細さに欠けると怒られていた


北門同様に担当騎士に整列して挨拶し門を出る

門から東南東にある地下聖堂まで1日かけて移動し野営を行う


野営中に地下聖堂の怪物の情報と訓練内容を確認する

 出現する怪物はスケルトン、まれにスケルトンナイト


 スケルトンは4体前後、スケルトンナイトはスケルトン3体前後を供なっている

 スケルトンは移動が速いので魔法と投石の遠距離攻撃は奇襲以外では諦める


 スケルトンとは種類に関係なく武器として剣と盾をもつ

 スケルトンナイトは技量に優れるが油断しなければ問題はない


 魔法職も近接戦闘に参加して経験を積むこと

 荷役は周囲の敵と怪物出現の合図の霧に警戒し必要ならば後衛の盾となること


 今回は班行動の訓練だから周囲の呼吸に合わせること

と注意と指導を受ける


 地下聖堂にアレクとラデクを先頭にエディ班長、次いでフーゴと俺、最後にアンナ、ユッタが続く

 アレクが手を挙げるスケルトンを発見したようだ。数は3体、こちらに気づいていない


 アンナ、ユッタが前に出て魔法攻撃を行う

 アンナの火魔法もユッタの土魔法も被害を与えてないようだ


 スケルトンは向き直りこちらに走ってくる

 エディ班長が後ろに下がり


 前衛のアレクとラデクに一体づつ、アンナとユッタ二人で一体と対峙するように言い

 荷役は後方警戒と指示を出す

 

戦闘音は長くは続かなかった。エディ班長の戦闘終了との宣言で周辺警備を班員と変わり

フーゴと俺は素材回収に向かう


周辺の警備をしながらエディ班長の戦闘の検討が行われる

全体的に問題はない


今後の戦闘で怪物が周辺から集まってきたときに荷役は防御に徹して踏み止まること

お互いに仲間を信じて役割を果たせと言われた


その後も慎重に進み5つの集団を倒し帰路に就く

午後も同様に行い4日間が過ぎてゆく


5日目に誰一人怪我も無く地下聖堂を後にした

この二か所を巡回しながら訓練を行った


訓練を続け見習いを2年と少し続けたときに

ダンジョン外での実戦の経験を得る機会が与えられた

お読みいただきありがとうございました。


無断転載禁止。翻訳も禁止。

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