プロローグ 白い部屋 もう一人だけの場所
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白い部屋 もう一人だけの場所
「初めて会えたね」
「いつも声は聞こえていたよ」
「いつも願っていたね」
「最後の一つを叶えられず後悔してるんだ」
「君をずっと見ていたよ」
「それこそ生まれた時からね」
「存在を知ってもらうために奇跡を見せた日を憶えているかい?」
「君はあの日から変わったね」
「君はあの日から常に感謝の心を持ち」
「君はあの日から導く先へと迷わず進むようになったんだ」
「そんな君だから」
「最後の一つを叶えられず後悔してるんだ」
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「目が覚めたようだね」
「君は死んだんだよ」
「君が好きだったラノベ風にしてみたんだけど・・・」
「どうかな?」
「そうだよ、私は神だよ」
「君の最後の願いを生前に叶えることが出来ずに後悔している」
「その通り」
「400年生きて世界の行く末を見てみたかったんだよね」
「可能だよ」
「その他の願いと共に叶えてあげるよ」
「対価は十分に頂いたよ」
「娘たちも感謝してる」
「世界の行く末を見て回れる能力をプレゼントするよ」
「ラノベだと多言語理解や空間ボックスって言うみたいだね」
「チート能力とかハーレムは嫌いだったよね」
「それも分かってるよ」
「娘達?」
「連れてゆくことは出来ないよ」
「そういった展開は望んでないでしょ?」
「うん、知ってる」
「転生するならナーロッパで魔法のある世界だよね」
「環境も整えてあげたよ」
「貴族の三男だよ」
「君が導かれた先に求めたもの」
「安寧とは程遠いかも知れないけど」
「また400年以内に死んでしまったら?」
「うーん。神の加護を付けとくから大丈夫かな?」
「これ以上は君が体験して考えてほしい」
「心配しないで大丈夫」
「では400年、たった4世紀ではあるけれど楽しい時間を過ごしてね」
「変わらぬ信仰心をありがとう。」
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