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大提督は引き篭もる。  作者: ティム
大宇宙の囚われ人編
18/140

出撃準備中2

いつの間にか日間ランキング2位に、読んでいただけて感謝です。

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【成功】1号4連中央動力炉を稼働せよ。を達成しました。(8/10)

報酬として功績点100点、雑務ワーカー1000コイン、新型艦艇用機関【2基同調動力炉】設計図を受領しました。


【泊地運営委員会】おめでとうございます。特殊条件達成により【要請】機能が解放されました。これ以降、功績点を消費することで【要請】コマンドを実行できます。

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見事である、さすがであるっそれでこそチャンプである!


「へへへ当然だぜ、任せろって言ったろう、おいらの実力に惚れるんじゃねえぜっ。」


出来る工具箱チャンプが、開いた蓋から盛大に部品をとばし、床に撒き散らされたボルトやナットがデータに還元されて消滅したが、誰も気にしない。


仕事である、仕事であるっ仕事の時間である!


チャンプは中断していた第1泊地機動兵器群基地の修復を再開するのである。


フェザーとタマゴは現時刻をもって現在のタスクを中断、全力でチャンプを支援せよ。ここが正念場であるぞ。皆の奮起を期待するのである。


「任せろって!」


「お掃除ならやっとくねー♪」


「ん、了解。」


 3人が協力して作業に当たるように指示をだし終わり、俺は報酬で届いた雑務ワーカー1000コインをチャリンと投入し、中ドック専従隊を2隊編成する。


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【報告】雑務ワーカー1000コイン→ワーカーズ1000機を受領しました。


【成功】ワーカーズ500機からなる中ドック専従隊を編成せよ。を達成しました。(63/90)

報酬として、功績点50点、工作戦騎隊コインを受領しました。


【依頼】中ドック専従隊を3隊編成せよ。が発令されました。

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―――編成完了した中ドック専従隊を即座に中ドックに向かわせる。


 ようやく中ドックを本格稼働させられるのである。命令である、プラム艦長、アインホルン級重巡航艦から離艦せよ。


「えええええ・・・・。」


 問答無用であるな。プラム艦長が居座っている限り編成が失敗するのである。すなわちそこから居なくなれば、編成が出来るのである。そして、今までのパターンから推測するに、重巡艦関連の編成ならば重巡コインがでる可能性が高いのである。それをプラム艦長の乗艦に当てるのである。理解したであるか、ならば即座に離艦せよ。


「はいはいはーい、早く早く早く、光速マッハでひとつヨロシクッ!」


 プラム艦長の了承を取り付けて中ドック専従隊に作業を始めさせるが、しばらくの時間がかかるだろう。いまのうちに【要請】で取得可能な装備を確認しておくのであるな。


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グローリーパール10級泊地【要請】一覧


【設計図支給要請】

衛星【防衛衛星Lレーザー型】設計図 20点

衛星【防衛衛星Cカノン型】設計図  20点

衛星【防衛衛星Mミサイル型】設計図 20点

衛星【防衛衛星Rレーダー型】設計図 20点


【物資支援要請】

資材    10コイン      2点

資材   100コイン     20点

資材  1000コイン    200点

資材 10000コイン   2000点

資材100000コイン  20000点


【兵器支給要請】

戦闘機隊コイン        100点

攻撃機隊コイン        100点

軽戦騎隊コイン        200点

強襲戦騎隊コイン       300点

雑務ワーカー10コイン    20点

雑務ワーカー100コイン   200点

雑務ワーカー1000コイン  2000点

指揮ワーカーコイン      100点

指揮ワーカーコイン10コイン1000点


【艦艇支給要請】

雑務艇コイン      50点

偵察艦コイン     100点

駆逐艦コイン     300点

軽巡コイン      450点

工作艦コイン     300点

採掘艦コイン     300点

3号支援砲艦コイン  100点

【人材派遣要請】

艦長コイン      500点

艦隊長コイン     500点

戦士コイン      500点

隊長コイン      500点

【ランクアップ】  2000点

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 うむ、予測通り重巡コインはないであるか。


 俺の泊地が10級泊地とされている以上は、階級が上がれば支援物資も増えると予想出来る。恐らくランクアップというのが、階級を上げる方法であろうな。


 俺は5252点ある功績点の使い方を静かに検討を開始する。


 施設の設計図と物資、艦に人材どれも有用であるが、さて・・・いま何を優先すべきであろうか?


「おーい、離艦したよー早く、早く、早くっ!」


「ちょっと落ち着こう、ねっプラム。」


「うん、うん、うん、深呼吸、すーはーすーはー。」


 賑やかなふたりであるな。


「貴方、お早くお願いしますわ、出撃まで30分を切りますわよ。」


 ルル大提督に促され、俺は要請の検討をしつつ、並列作業で編成作業を再開する。


 クロガネ艦隊にリントヴルム級重レーザー重巡航艦とエクレール級高速巡航艦を臨時編入する。俺の予測通りであれば―――。


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【成功】2隻以上の重巡航艦を含む5隻からなる主力艦隊を編成せよ。を達成しました。(64/90)

報酬として、功績点50点、戦艦コインを受領しました。


【依頼】主力艦隊3艦隊からなる大主力艦隊を編成せよ。が発令されました。


【依頼】艦隊コア搭載重巡航艦を旗艦とした2隻以上の重巡航艦を含む5隻からなる独立主力艦隊を編成せよ。が発令されました。


【成功】艦隊コア搭載重巡航艦を旗艦とした2隻以上の重巡航艦を含む5隻からなる独立主力艦隊を編成せよ。を達成しました。(65/90)

報酬として、功績点50点、重巡コインを受領しました。

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「早く、早く、早くっ!」


 期待でプラム艦長がキラキラしているであるな・・・いや、フェザーの悪ふざけであるか。


「えーひっどーいっ。」


 プラムの後ろに隠れていたフェザーが、ひょこんと彼女の右肩から上半身をのりだして抗議してくるが・・・・スルーであるな。


 俺はチャリンチャリンをコインを投入する。


 さて、何がでるか、プラム艦長ではないが期待してしまうのであるな。


「貴方、編成を進めて下さいませ。」


 うむ、ならば【要請】するのであるな。


 俺は雑務ワーカー1000コインと軽巡コイン2枚そして駆逐艦コイン7枚を申請する。残り功績点352点であるな。


・・・・どうやら受領までしばらく掛かるようである。


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【報告】重巡コイン→アインホルン級重巡航艦1隻を受領しました。

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「お、おおおーーー。」


 む?おお、アインホルン級重巡航艦ではないか。プラム艦長は持っているであるな。


「司令官、は・や・く、は・や・く、は・や・くっ。」


 うむ、プラム艦長の乗艦を許可するのであるな、出撃準備を進めるのである。


「よーし、チェリー先にいくねっ。」


「うん、後から追いかけるから、待ってて。」


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【成功】プラム艦長に艦を与えよ。を達成しました。(3/5)

報酬として、功績点200点、報酬として重巡コインを受領しました。


【退出】プラム艦長が退出しました。

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・・・この報酬に何者かの意図、作為を感じるのは、俺の気のせいであろうか?


 新たに現れたこの重巡コインで、アインホルン級重巡航艦が出れば確定であろう。


「貴方、もう15分を切っていますわ。グズグズしていると先発隊の出撃に間に合いませんわよ。」


 むむむ、時は残酷であるな。


 しかし焦りは禁物である。視野狭窄に陥れば下らぬミスの元である。


 俺はまだ届かぬ支給品を諦め、重巡コインをチャリンと投入する。


 この音がいいのである、癒やしを感じるのであるな。


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【報告】戦艦コイン→ベローナ級戦艦1隻を受領しました。

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 うむ、時間が掛かったものの、ようやく戦艦が出現したようである、ベローナ級戦艦であるな。

 主砲は戦艦準拠レーザー砲である12メートル口径三連装レーザー砲塔12基36門はなかなかに壮大であるな。副砲はなく、代わりに内蔵型単装軽レーザ速射砲10基と80基の防御レーザー砲座がバランス良く配置されているのである。


 面白みはないが、悪くない戦艦であるな。


「貴方、この戦艦はどうなさるのかしら?」


 うむ、期待するルル大提督には悪いが、この戦艦はノルデン級戦艦の代艦として、スズヤ ソウジ提督に任せる予定である。出撃準備時間を考えると後発の後詰めとなるであろう。


「了解しましたわ・・・・それにしても、支給品届きませんわね。」


 であるな。先発隊は―――。


「はい、司令官、リーフ艦隊出撃準備完了です。」


 リーフ艦長がビシッと敬礼して返礼を待っている。


 俺は返礼を返したが、気づいて貰えないようだ。


 ぐぬぬ、真珠のようなこの身体には腕がないのである。


「では、リーフ艦長出撃しなさい。出来るといった貴官の言葉を証明してみせなさい。」


 俺の隣に控えていたルル大提督が代わりに返礼に挑発を乗せて返し―――。


「了解です。ファイネル級がまだまだ戦える事を、結果で証明してみせますっ!」


―――真摯な顔に闘志を漲らせるリーフ艦長がすべてを受け止めていた。


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【報告】重巡コイン→ケルベロス級高速重巡航艦1隻を受領しました。

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