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毎日でも会いたい
あなたといる世界が私の全てだとして、
あなたの中に私がどれだけ居られるだろう。
100ある自分の世界が
全てがあなたで埋まってしまった私は
これからどうやって生きていけばいいのだろう。
煙にまみれて、空を見つめて、まだ私は息をしている。
どうか、名前を呼んでくれませんか。
あなたの居る場所へ帰らせてくれませんか。
「またここにいたの」
「何か悪い?」
優しい言葉に冷たい言葉を返してしまう。
あなたに触れたい。
「週何回来てんだよ」
「週8」
そう言って私の隣に腰掛ける蓮。
不器用なくせに、こういう時は気が利く。
「お前だけ時間の流れが違うんだけど」
「蓮だって毎回居るくせに」
「俺の兄弟だからな、そりゃ来るよ」
二回目の煙が空に昇っていく。
手を合わせて、ふう、と息を吐く。
こんな天気のいい日も、あなたのことを忘れることはなくて。
むしろ会いに行くには絶好の日だと思う。
もはや病気だ。