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キミのための詩

キミの欠片

作者: ひな月雨音



キミは……

キミが好きかい?


もし嫌いなら

過去を振り返ってごらん


記憶から

消し去りたいこと


全く楽しくなかった

あの頃の

ことなんて

思い出したくもない


だから

昔の自分は

──嫌い


泣き虫で……

わがままで……

怖がりで……

怒りんぼで……


でもね?


そのどれもが

キミなんだよ?


過去の記憶の中で

生き続ける

キミは

独りで

寂しがっていないかい?


忘れられる為だけに

生き続ける

キミは

助けを求めているんじゃない?


あの頃

誰にも話せず

膝を抱えて

耐えることしか

出来なかった

あの時の

キミに


キミが

手を差し伸べて

あげるんだ


誰よりも

気持ちが解る

キミなら


いや──

キミだからこそ──


心に空いた

ピースを

取り残された

キミの欠片で

埋めることが

出来るんだ


そしたらさ──


きっと……

キミは

キミを

好きになれるよ


過去と向かい合うって、勇気が必要ですよね。

この詩が、その一助になりますように。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 読者に対する応援と優しさを感じました。
2017/11/11 12:30 退会済み
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