魔導士な彼と眷属な彼女の怪異なる日常

▲邑山晴桂（むらやまはるか）。そこそこ普通の家庭に育った、ほどほどに普通以下の高校生。体型は中肉中背未満ヒョロガリで運動能力も平均より下。物静かで真面目そうな見た目ながらも成績は下の中程度。キャラ的には陰寄り。特にイジメられたりはしていないが、裏を返せば、彼は周囲から興味すら持たれていないだけ。ただそこにいるだけの空気君。いや、誰からも興味を持たれず、必要ともされていないため、扱いやその重要性では空気より遥かに下か。
▲ある日のこと。彼は何を血迷ったのか、現世とおさらばするためにアイキャンフライを試みる。そして知ってしまった。邑山晴桂の生きていた世界が、それほど〝普通〟ではなかったことに。
▲で、なんやらかんやらの末に、彼は〝普通〟ではない世界で、ボランティアとして理不尽や怪異に振り回される人々の手助けを行いことになりましたとさ。
▲あ、そんな活動の中で、スクールカースト上位のキラキラ女子（故人）を眷属（パワー系）にしたよ。やったね（迷惑）。

※他の作品が行き詰ってる時にちまちまと書いてたやつです。