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3日目 アウトドアなくらまくん

観察3日目、電気代を節約しろと言われたので窓を開けてボーッとしていると、なんだか物音がしたので気になって外を見てみると、くらまくんが家の前で何やらてんやわんやしていた。ここで初めて私の部屋の窓からちょうどくらまくんの家が見える事に気付いた。よく見てみるとくらまくんは薪を割って焚き火台に並べていた。焚き火…?住宅地で…?昼間に…?疑問は沢山あったけれど気になるのでそのまま見ていることにした。


全ての薪を並べたと思われるくらまくんは薪に火をつけようとしていた…がなかなかつかない。火をつける位置が悪いと思ったのか何故か焚き火台の周りをクルクル回っていた。しばらく頑張っていたけど諦めたらしいくらまくんが次に取りだしのは炭とバーベキューコンロだった。白昼堂々焚き火からバーベキューにシフトチェンジしたようだった。

なんとか炭に火を起こしたくらまくん、家の中に食材を取りに入ってものの2、3分で出てきたかと思えば何かガッカリした様子だった。多分あの様子は肉が無かったか、あったけれどお母さんに使うなと言われたのだろう。

リビングからママが私にベランダに干している布団を中に取り込むように言っていたので一度部屋から離れて布団を取り込みに行った。

戻ってきて見てみると、恐らく当初は焚き火でするはずだったであろうマシュマロを焼き、何故かポテトチップスを網の上に乗せていたくらまくんは不満げな顔をしながら網の上のポテトチップスを眺めていた。

するとお母さんに呼ばれたのか何やら嬉しそうに家の中に入っていったかと思うと、小さなお皿を持って出てきた。お母さんにお肉を貰えたみたいだ。よかったね。


くらまくん観察記録

3日目 アウトドアなくらまくん(焚き火に火は付けられない)

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