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1日目 早起きだったくらまくん

夕方に、ママにお使いを申し付けられたので自転車に乗っているとくらまくんが居た。けん玉はしていなかったけど、大きな欠伸をしながら空を見上げていた。またニワトリの気持ちになっているのかな。

ちょうどいいので朝イチのけん玉は迷惑だと言ってやった。

「ごめん…」

「なんであんな朝早くからけん玉してたの?」

「すること無かったから…」する事が無いにしてもけん玉はねえだろ。とは思ったけどつっこまないようにした。めんどくさいし。

「何時からしてたの?」

「4時過ぎかな」眠そうにくらまくんが答えた。

一周まわって恐怖を覚えるレベルだった。それにそんな朝早くから起きてたらそりゃあ眠いわな。もう早く寝ろよ。と思ったけど、動揺を隠して私は「そっか…」とだけ言って家に帰った。


お使いを忘れていたことを思い出してもう一度自転車に乗り、急いでペダルを漕いでいる私を、くらまくんは不思議そうな顔で見ていた。

お前だけにはそんな顔はされたくない。

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