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オオカミ聖女は嘘が嫌い  作者: くくく
1/1

嘘つきな聖女のおはなし


人間はみな嘘が溢れる世界で楽しんだり葛藤したりしながら生きていると思う。


「聖教会にお布施をすれば皆救われます。この聖女様が貴方に届いた神のお告げをお伝えすることができるのです。」


私は五歳まで孤児院で育った。だが今は真っ白で華美な装飾が施された大きな椅子に聖女として座らせられている。


この目の前で信者に金銭を要求している男はサイという詐欺師だ。実際お布施なんて頂かなくても神の言葉は聞こえてくる。

私からしたらただの幻聴だと思いたい程だ。


「聖女様、直接お会いできて光栄です。私はパームハラマ帝国の宰相アストラ・グアラハと申します。本日は我が国の為にお言葉をもらいたく伺いました。」


「待っておりました、アストラ様。貴方様のお話しは分かっております。神はお導きしております。」




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