ローラードッチ世界編⑦
ローラ『イギリス対日本、お互い手の内を明かさないままの試合になりそうだな。』
単平『べらんめぇッ‼︎それはそれでそっちのほうがガゼンドッチボール魂に火がつくってもんよ‼︎』
そして翌々日…ついに運命のイギリス戦の火蓋が切って落とされた。
『さぁさぁさぁ今大会も3日目‼︎優勝候補イギリスと破竹の勢いの日本‼︎試合を制するのは一体どっちだァァッッ‼︎⁉︎』
早速単平にボールが渡る。
単平『よっしゃあッ‼︎昨日バンジージャンプを死ぬほど体験して高所恐怖症を克服したぜ‼︎(?)
早速くらえ‼︎ SSGISSCショット(スーパースゲェ一石三鳥ショット)改め、SSGISNCショットォォォッッ(スーパースゲェ一石七鳥ショット)‼︎‼︎』
単平の投げた七色に輝くボールが、イギリスのキャプテン、ロードローラー・ドボルスケッチを確実に捉える。
だがドボルスケッチは避けようともしない
ドボル『フッ』
そしてそのボールをローラースケートを履いた足で見事に蹴り返す
単平『な、何ィッ⁈』
日本代表『『『『『ウワァァァッッ‼︎‼︎』』』』
弾き返された球は日本チームの選手7人に当たり、ネットへと突き落とし、ドボルスケッチの手元にブーメランのように戻ってゆく。
単平『ど、どうゆうことだってばよ…今の…
ローラ、お前の技にそっくりじゃねぇか…‼︎』
ローラ『…言い忘れていたな。
チームイギリスのキャプテン、ロードローラー・ドボルスケッチ。彼は正真正銘…』
ローラ『私の実の兄だ。』




