13話
ミラ「マリアごめんね、少しの間だけ我慢して!」
四角い木箱の中に詰められるマリア
マリア「窮屈ね、、まぁ我慢してあげるわ」
ミラ「段取りはこうよ!このまま私が箱を抱えて魔王城まで飛ぶ!魔王城の守衛をうまくやりすごして城内の私の部屋に向かう!私の部屋に着いたらすぐにマリアはここに戻る!これで位置情報は手に入るはず!」
マリア「本当に大丈夫なんでしょうね?痛い思いするの嫌よ」
ミラ「そもそも魔王様以外あなたに勝てる魔族なんていないから」
リサ「マリア様、無理をせずにすぐにお戻りください」
マリア「わかってるわよ!」
カイト「2人とも気をつけてね!」
アムス「なんか嫌な予感がするんだよな〜」
ミラ「なによアムス。私は魔王候補序列5位よ?魔族領で問題なんかおこるわけないの!」
アムス「就任早々首狙われてたけどな…」
ミラ「うるさい!じゃぁ行ってくる!」
ミラは背中から真っ白な羽根を出しました。
カイト「ミラちゃんの羽根真っ白で綺麗だね〜、他の魔族はみんな黒いのに。まるで天使じゃん!」
ミラ「やめてよカイト!この羽根ちょっとコンプレックスなんだから!では行ってきます!」
初めて羽根を褒められて顔を赤らめるミラ、そしてマリアが入る箱を持ち大空へ飛び立ちました。
アムス「あの2人で行動して何もない訳がないと思うんだよな〜、やっぱり引き止めた方が良かった気がする」
カイト「まぁ2人とも強いから大丈夫でしょ!」
リサ「マリア様が無事に帰還されますように」
空の上のマリアとミラ
マリア「ミラ、何時間で魔王城につくのかしら?」
ミラ「6時間くらいね、私単独でかっ飛ばせば2時間くらいで着くけどそれは体力の消耗が激しいのよ」
マリア「6時間?この中真っ暗で面白くないのよ!景色でもみて気を紛らわすから小さい穴開けていい?」
ミラ「仕方ないわね、本当に小さい穴にしてね?バレたらもともこもないんだから」
マリア「はいはーい!」
マリア(木に穴をあけるのにちょうど良い魔法っと)
頭の中を探すマリア
マリア(あった、この指先からビームが出るヤツにしよう!)
視線の位置にある木を10センチほど一文字にくり抜くつもりのマリア
マリア「ミラ、今からあけるからね〜」
ミラ「はいよ〜」
そしてマリアは熱光線魔法の理を展開しました。そして一瞬で木を貫きそのビームの先は見えないほどまで遠くまで続きました。マリアには10センチ程度扇状に放ったつもりですがその範囲はかなりのものでした。
ミラ「ちょっとーーーー!やりすぎでしょ!!マリア!」
マリア「え?そうなの?予定通りに穴あいたけど」
ミラ「穴は良くてもあのビームどこまで届いたのよ!私達の進行方向は魔王城なのよ?もしもビームが魔王城に当たったらどうするのよ!」
マリア「6時間もかかる所まで届くわけないでしょ!」
ミラ「たしかにそうね、でも本当に気をつけてよ!」
その頃魔王城では
魔族「何者かに襲撃を受けた!総員戦闘態勢に入れ!例の守護者かもしれない!」
ソロモン「いきなり魔王城の天守閣を攻撃とは!一瞬すぎて私の魔法が間に合わなかった!魔王様にお怪我がなかったのが幸いだ」
ソロモン部下「ソロモン様!魔王様に反応が!お目覚めになる可能性が!」
ソロモン「何!こんな時に!魔王候補はどこにいる!」
ソロモン部下「レティス様以外は城内にレティス様もこちらに向かっているはずです」
ソロモン「レティスが到着しだい魔王の玉座に連れてくるのだ!」
ソロモン部下「は!」
バタバタをと慌ただしくなる魔王城
そしてのんきに空の上でサンドイッチを食べるマリアとミラ
ミラ「両手塞がってるからマリアが食べさせてよ」
箱の蓋をずらすマリア
マリア「はい、あーーーん」
パクつくミラ
ミラ「マグロだな!」
マリア「マグロの赤身を茹でてマヨネーズと刻み玉ねぎであえたの」
ミラ「美味すぎるぞこれ」
角がニョキニョキ伸びるミラ
マリア「フワフワの卵サンドもどうぞ」
パクつくミラ
ミラ「この卵ってやつが貴重なんだよな?」
マリア「鶏を育てて産まさないとだからね。全部卵で食べちゃうと次の鶏が育たないからその辺を管理しないとね。食肉になるオス鶏、卵を産ませるメス鶏、産卵が終わったメス鶏もスープの出汁などに使うの。命を無駄には絶対にしない!それが料理人の責任だと思ってるから」
ミラ「素晴らしい事だと思うよ!私達魔族もそうなって欲しいと願っている!で卵サンドもう1つちょうだい」
そんなこんなで魔王城近くまでやってきたのでした。
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