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勇者でしょ?いえ農夫です。  作者: 羽場ネロネ
勇者でしょ?いえ農夫です。第三部
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7話

ミラ「この度は魔族の争いに巻き込んでしまい」


カイト「ミラちゃん!そういうの無しで!」


マリア「領民を含め怪我人がでなくてよかったわ」


ミラ「なんとお礼をしたら良いのか…」


アムス「ギウラスはどうしたんだ?」


ミラ「もちろん殺したわ、部下達はギウラスが死んだ事で契約が失効したから私の配下にした、配下といっても完全主従契約だけどね」


マリア「なにか違いが有るの?」


ミラ「完全主従契約は私の絶対的支配下で自我をコントロール出来ない契約なの、まぁ悪さしないならそのうち配下契約にする予定」


リサ「それよりミラ様?お腹が空いてはいませんか?」


お腹を鳴らすミラ


マリア「じゃあ晩ご飯にしよう!」


テキパキと料理をつくるマリア


マリア「今日の晩ご飯はニンニクとニラとモヤシ、キャベツをたくさん使った牛のホルモン鍋よ!」


ニンニクの良い香りにぴり唐の唐辛子がアクセント

ニラとキャベツとモヤシ

ぷるぷるの牛のホルモンが鍋でグツグツ煮えている


一同「いただきまーーーーーす!!!」


ミラ「ぷるぷるのはなに?甘くて旨くて凄い!」


マリア「牛の内臓の小腸よ!脂が少なくて食感が強いのがシマチョウね」


カイト「やばいな!このスープ!!!旨みが凄い!」


マリア「〆でご飯いれて雑炊にするからスープはゴクゴク飲まないでね〜」


アムス「内臓がここまで美味いとはしらなかった」


リサ「マリア様の命を大事に頂くと言う考えは食材を捨てないという事ですから」


マリア「野菜の皮やヘタも捨てないし魚の骨も肉の骨も出汁にして使うから」


ミラ(生き物を喰らう側に出来る事か、素晴らしい思想だ…もう自分の直感に従おう!)


ミラ「皆にお願いがあるんだ」


リサ「ミラ様、あなたはこの地を私達に提供しているのです、何でも言ってください」


マリア「そうよ!何でも言いなさい!」


ミラ「屋敷が燃えてさ、アムスが早めに消してくれたから住めるっちゃ住めるんだけど…」


アムス「ああ、それな、どうするんだ?建て直すのか?」


ミラ「と思ってたんだけども私もここに」

アムス「ならここに住めばいい」


ミラ「え?いいの?」


アムス「みんな何か問題あるか?」


カイト「全くない」 マリア「ない」 リサ「ありませんわ」


アムス「なら今日からここに住めよミラ」


皆の温かさに涙を流すミラ


ミラ「また魔族が私の首を狙ってくるかもしれないよ?」


アムス「雑魚がいくら来ても所詮雑魚」


マリア「そうね、魔族大した事ないしね」


カイト「ミラちゃんは俺が守る!」


リサ「私はただの人族なので皆さんで私を守ってくださいね♪」


ミラ「みんな…お世話になります!!」


アムス「世話はしないぞ!ミラはミラでここで何かに貢献するんだ」


マリア「そうよ!働かざる者食うべからず!」


リサ「ミラ様はこの家の大家さんですよね?」


アムス「ここに住むなら大家もクソもないやることやらないなら叩き出す!」


カイト「アムス!もうちょい優しくしろよ!今日家が燃えた女の子に対する発言か?」


マリア「カイト!甘えて生きていけるほど魔族領は簡単じゃないのよ!」


カイト「いや、ミラは魔族で魔王候補序列5位なんだろ?魔族領なら簡単じゃないの?」


リサ「今日すでに家燃やされてるから簡単じゃないと思いますよ」


ミラ「じゃあ私に出来るこの家に貢献できる事は何?」


一同「……………」


ミラ「私が出来るこの家に貢献できる事は何!!」


アムス「美味しそうに俺の野菜を食べる事かな・・・」

マリア「美味しそうに私の料理を食べる事かな・・・」

カイト「美味しそうに俺の魚を食べる事かな・・・」


リサ「ミラ様の食の笑顔は作り手の希望のようですね!」


ミラ「まさか食べるだけで良いなんて…」


アムス「食うだけで良いわけないだろ!ミラの仕事はこの領地を死守することだ!」


マリア「そうよ!ミラ以外にこの領地を支配させるわけにはいかないわ!」


カイト「そ、そうだな!俺もそう思ってた所だ!」


リサ「ミラ様がこの直轄領を安定に導く事が私達にも領民にも大切だと私も思います」


ミラ「わかったわ!私はこの直轄領の安定の為に全力を使うわ!」


ミラもこの家で暮らす事になり一丸となる一同であった。


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