4話
ミラ「何すごい!生のお肉??」
マリア「それはミナミマグロって魚よ」
ミラ「魚は海にいるやつね!どれどれ!食べてみるわね!」
大トロを食べるミラ
ミラ「これは死ねるやつだ、これのために死ねるやつよ。美味すぎる、魚とはこれほど美味いのか」
涙を流すミラ
アムス「ミラ、お前に話しがあるんだ」
ミラ「このミナミマグロを堪能するまで待ってよ!」
カイト「お姉さん、七輪でちょいと炙ってから塩で食ってみてよ、それが俺のおすすめだから」
ミラ「そうなの?ならやってみるわね」
軽く炙って岩塩をふり口にいれるとミラの角がニョキニョキ伸びました。
ミラ「この脂の旨みと炙ることで香ばしさが増し岩塩が脂のしつこさを消すのね、てか青い髪のあんた誰なのよ?」
アムス「今日から一緒に生活する事になったカイト・ブルーフィールドだミラもよろしく頼むよ」
思念伝達魔法でカイトに思念を送るマリア
マリア《私達が勇者や賢者、覇者である事をミラには秘密であなたは漁師ね》
カイト《声が脳に直接!わかったマリア》
ミラ「よろしくカイト!私はミラ・レティス、ミラって呼んで」
カイト「よろしく!俺はカイトって呼んでくれ、であなたは魔族?」
ミラ「そうよ!魔族よ!この地の領主よ!」
リサ「カイト様、ミラ様は魔王候補序列5位でいてこの領地を管轄する領主、私達がこの地で生活することを許可して頂いているいわば大家さんです。この家もミラさんの支援で建てられたものです」
カイト「何故魔族が人族に支援を?」
ミラ「その問いの前に質問があるの」
目の色が変わるミラ
ミラ「カイトって言ったね?あなたは何者なの?」
カイト「漁師だ」
ミラ「漁師ね、お前からアムスやマリアと似た力を感じるよ」
一息つくミラ
ミラ「偽りなく答えて、お前は覇者でしょ?」
カイト「いえ漁師です。」
じっとカイトの目を見つめるミラ
ミラ「もういいや、面倒臭い!マグロもっと食いたい!」
カイト「いいね!中落ちが美味いのよ!ワサビがあったらもっと美味いんだけど」
マリア「ワサビは無いわね」
カイト「無人島にあったから明日いって持って帰ってくるよ」
アムス「ワサビもここの辺りで栽培できるといいな」
ミラ「中落ち激うま!!カイト!うちの魔族達に漁を教えてくれないか?」
カイト「いいぜ!漁船はあるのか?」
ミラ「魔族は翼があるから船もなければ馬車も必要ない。だから道が必要ない、皆飛んで移動するからな」
カイト「船が無いのはやばいな、海の上で飛び続けられるか?」
ミラ「下級魔族だと2時間程度しか飛び続けられないな」
カイト「論外だな、船を作らないと漁は無理だな。堤防や浜辺から竿で釣るならいつでも教えるよ」
ミラ「わかった、竿で釣る技術を教えてくれ。船を作る技術はないから、これは時間をかけていくしかない」
カイト(ロイドがいたらな…)
リサ「そういえば昨日出さなかったお酒があります」
アムス「お!なになに!」
リサ「お米からつくったお酒、米酒です!アンダーソンさんが刺身との相性が抜群だと聞いていましたの!」
アムス「いいね!米酒を飲もう!」
カイト「俺の父ちゃんも米酒と刺身で毎日晩酌してた!」
ミラ「今朝の二日酔いがやっと終わったところだけど」
マリア「お酒と料理のマリアージュの理解は高みを目指す料理人に不可欠!」
リサ「アンダーソンさんが言うには脂の強い刺身には酸度の強い生酒が合うとの事です!」
皆一斉に大トロを口に入れまったりとした脂を堪能したタイミングで酸度の強い生酒をクイッと飲みました。
そうすると口の中の脂がいっきに消えるのでした。
カイト「マグロも美味いし米酒も美味い!」
アムス「素晴らしい組み合わせだ!」
マリア「幸せな組み合わせね、勉強になるわ」
リサ「は〜、私は今最高に幸せです♪」
ミラ「魔族にも酒があってもいいわね、作り方だれか知ってる?」
マリア「作ったことはないけど作り方は知ってるわよ」
ミラ「さすがマリア!」
酒盛りは続きミラ、マリアの順で酔い潰れ、リサの悪絡みも終わりアムスとカイトだけになりました。
アムス「カイトは酒強いんだな」
カイト「アムスもな!」
アムス「成りたい自分になる!それをこの家の家訓にしようと思ってるんだ」
カイト「素晴らしいな!最高の家訓だ!」
アムス「後悔しない人生を送ろう!カイトの部屋の準備は明日な、今日はみなここで雑魚寝だ・・zzzz」
カイト(父ちゃん母ちゃん、良い人と魔族に出会えたよ、魔族領で…)
全員リビングで雑魚寝したのでした。
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