3話
アムス「マグロなんて何年ぶりだろう、王都でアンダーソンとの契約の後食べさせてもらって以来だ」
カイト「美しい盛り付けだ!食欲がかきたてられる!」
マリア「ではいただきましょう!」
赤身、中トロ、大トロ、カマトロ、中落ち、色々な部位を思うがまま食べる一同
リサ「なんという美味しさでしょう」
マリア「黒マグロに劣らない立派な甘みと旨み」
カイト「炭でちょっとだけ炙って塩でたべてよ!醤油にはないストレートなマグロの旨みを感じて!」
アムス「どれどれ」
七輪で軽く炙った大トロに砕いた岩塩をふる
舌の上で溶ける大トロの旨みを引き立てる岩塩の塩味
アムス「なんという美味さだ、そして塩は偉大だ」
マリア「わたしもやるやる!リサのも私が炙ってあげるからね!」
ミナミマグロを堪能する一同そして唐突に言いました。
アムス「カイト!お前もここに住めよ!」
カイト「ありがたい話だがそれは俺にとって都合が良すぎてな」
アムス「お前は海の幸を手に入れる事ができる。俺は畑で野菜や果物をつくる事が出来る。それをマリアが調理するし、罠で肉もとってくれる。リサが掃除から洗濯、市場への出荷や日用品に手配をしてくれる。皆で協力すれば魔族領でも豊かな生活ができるんだ」
カイト「人族領に出入り出来るリサさんがいるいないはかなり大きい事だよな」
リサ「カイト様、リサで結構ですよ」
マリア「本当よね、リサがいなかったらお金を手に入れる手段がなかったのと日用品を手に入れることもできないのよね」
カイト「なおさら俺にできる事が少なすぎて」
アムス「勘違いしていないか?お前は魚や貝やエビ、カニを採ってそれを市場におろすんだ、今まで俺の野菜しか収入源がなかったがお前がいてくれることにより海産物からも収入源ができるんだこれはお互いにとって対等な関係だ」
カイト「そういう事か!明日からガンガン漁をすればいいんだな?」
アムス「まぁ、待て、次の金曜日にリサが市場に行く、その時にアンダーソンに魚市場で信頼できる人を紹介してもらおう。俺達の素性がバレないようにするのが最優先だ」
カイト「そのアンダーソンってのは?」
アムス「俺の野菜を理解している唯一の男だ」
カイト「それは信頼できるな!わかった、こんな俺に出来る事はなんでもする!どうぞよろしく!」
マリア「食卓が明るくなるわね!しかも念願の魚介類が調理できるわ!楽しみ!」
リサ「料理長の鯛のカルパッチョが懐かしいです」
カイト「真鯛でいいのか?明日釣ってくるよ」
リサ「本当ですか!?」
カイト「ああ、真鯛は簡単な部類だから」
マリア「私達はかなり優秀な漁師をゲットしたようね」
アムス「ああ、なんせ覇者の力を漁に使う男だからな!まぁみんな似たようなもんだな」
そしてその日から
カイト・ブルーフィールドが仲間に加わったのでした
そして
ミラ「お邪魔するよ〜〜〜!マリアお腹すいた〜!」
アムス達はカイトにミラについての説明を忘れていたのであった。
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