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勇者でしょ?いえ農夫です。  作者: 羽場ネロネ
覇者でしょ?いえ漁師です。
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17話

シド「これからカイトはどうするんだ?」


カイト「造船所に行こうと思ってる」


ロイド「漁船ですか?」


カイト「そうなんだ、そもそも本土に来たのは自分の漁船を手に入れるためなんだ」


シド「そうだったのか、おいロイド世話してやれよ?」


ロイド「そうですね、貴重な霊獣塊に触れる機会を頂きましたし」


カイト「?。どういうこと?」


シド「ロイドの家系は国家の鍛冶屋の中でも造船を担当しているんだ。グリーンスミス家に武具を作ろうと思うやつはこいつ以外いないんだ」


ロイド「肩身は狭いのですがカイトさんにグリーンスミスの造船所を仲介するなどたやすい事です、予算はどのくらいで考えてますか?」


カイト「5000万!」


ロイド「そうですか、漁船なら十分に足りるはずです」


シド「問題はカイトお前は王都へ、いやこの村からは出ない方が良い」


カイト「なんで?」


シド「レッドアイズ島から来たと言っていたな、なら知らんでも仕方ないか」


ロイド「今この国は全国民にギルドカードの所持が義務づけられました」


カイト「俺もってないよ?」


ロイド「王都の入り口で検問がありギルドカードを所持していない場合はその場で発行されます、つまりカイトさんが覇者だとすぐバレてしまうのです」


カイト「まじかよ」


ロイド「安心してください、カイトさんが王都に行かなくても問題ありません」


カイト「でも俺にも漁船にこだわりがあるんだが」


ロイド「こだわっていいですよ?」


カイト「どういうこと?」


シド「お前は勘が鈍いな、ロイドがここで図面引くって事だよ」


カイト「ロイドは漁船を設計できるのか?」


ロイド「グリーンスミス家の者は物事ついた頃には造船の知識を叩き込まれます、私は武具に魅了されているとはいえあの家では造船の知識がなければ人権すらないのです、ですから当然のように図面を引けます」


カイト「なんて頼もしいんだ!頼むよロイド!」


ロイド「ヒアリングしながら図面を完成させるのに1ヶ月はかかります、そして造船所に発注して3ヶ月くらいで完成。そんな感じですね、造船所は王都に1つここは軍事用の船を造っています。それとここと王都の間にある港街に1つここが漁船を造っています。港街にある方が分家で造る造船所で、そこが私の実家でもあります」


カイト「そうなんだ!3ヶ月かその間の宿が問題だな…」


シドをチラ見するカイト


シド「ちっ、やっと静かになると思ったのによ!カイトお前が朝昼晩3食作るならもうしばらくここにいていいぞ」


カイト「おっちゃんありがとう!」


それからカイトとロイドはシドに意見を聞きながら漁船の設計図を作っていきました。


そして1ヶ月後


ロイド「個性的な漁船になりますね!」


カイト「おうよ!おっちゃん例のやつお願いできるかな?」


シド「こっちに漁船がついたら取り付けてやるよ」


カイト「ありがとう!!」


ロイド「金額に間違いがなければこの紙にサインをして」


カイト「やっぱり安くしてくれたんだろ?」


ロイド「漁船部門の会計さんに友達価格まで下げてもらったよ」


カイト「すまない、何からなにまで」


ロイド「友達なんだから友達価格は普通の事では?」


ニヤッと笑うロイド


カイト「ならもう今からさんづけ終わりでタメぐちなロイド!」


ロイド「了解カイト!」


笑いあう2人


ロイド「師匠!では実家の造船所に行ってきます!」


シド「気をつけてな」


ロイド「カイト!私は造船所で設計の指示とかあるからここに戻るのは漁船が出来た時だよ!」


カイト「了解!!よろしく頼むよロイド!」


ロイド「任せておいて!じゃあ!」


ロイドは港街の造船所へ向かいました。


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