15話
あっという間に海まで爆走し、そして崖っぷちにたつカイト
カイト「おう、海面までとんでもない距離だな」
振り返りあっという間に工房に戻りました。
カイト「おっちゃん!モリはある?」
シド「モリも物置にあればある、無きゃ無い!」
カイト「ラジャー!」
物置を探し見つけたモリは錆ついて使えそうになかった。
カイト「おっちゃん、あったけどこんなだった・・」
シド「しょうがねぇな、貸せ!」
モリを渡すカイト
そしてほんの一瞬だけ炉の入り口にモリを近づけると一瞬でモリの先端がドロドロになりました。
シド「ロイド鉄鋼板をくっつけろ」
ロイド「はい!」
溶けた先端に真新しい鉄鋼の板をつけました。
シド「ロイド、もうこの炉はランクS素材で超絶に高温になっている、炉に入れようと思うな。先端を炉の扉に近づけて扉を開けたらすぐに閉めろ」
ロイド「はい!」
シドの指導通り一瞬で真っ赤になる鉄鋼板
シド「返しがつくように整形してみろ」
ロイド「はい!」
器用に整形すると
シド「あとは研いでカイトに渡してやれ」
ロイド「はい!」
あっという間にモリを作りあげました。
ロイド「カイトさんどうぞ!」
カイト「お前すごいな!ちょっと尊敬した!」
ロイド「私など師匠の足下にも及びません!」
カイト「おっちゃんって凄いんだな!」
ロイド「知らないんですか?元王国武具工房長ですよ?」
カイト「知らないしそれが凄いのかさえ俺にはわからん!とにかく今晩は美味い海鮮を振る舞うぜ!」
もうダッシュで海に戻るカイト
かなりの断崖絶壁にも躊躇せず海にダイブすると素潜りでドンドン魚をモリで突いていきます。たこ、エビ、カニ、貝も見つけ携帯した腰網が一杯になりました。そしてモリを咥えて崖を素手で登りシドの家まで戻りました。
カイト「今日も大漁!」
ものの1時間で工房に戻るカイト
シド「なんだ早いな、今度は何が必要なんだ?」
カイト「何もいらないよ!調味料と鍋はどこ?」
シド「キッチンは向こうだ、汚いけど文句言うなよ」
カイト「了解!」
キッチンに向かうカイト
カイト(別に汚くはないな、調味料はどこだ?)
そこにはいつのものかわからない調味料が
カイト「これはやばい!塩・砂糖・醤油以外は使ったら死ぬぞ?」
工房に戻るカイト
カイト「おっさん、調味料はどこで買える?」
シド「村の中心部の雑貨屋だな」
カイト「ちょっと出かけてくる!」
カイトは村の中心部の雑貨屋に向かいました
カイト「ちょいと賑やかだな、どれが雑貨屋かわからねぇな、あの人に聞いてみよう」
若い女性に声を掛けるカイト
カイト「すみません、調味料を探しているのですが雑貨屋をご存じですか?」
若い女性「雑貨屋ならあそこの魚屋の隣ですよ。綺麗な青い髪ですね、旅のお方ですか?」
カイト「そのような感じです、あの魚屋の隣ですね?ありがとうございました!」
カイト(また女の子と話しちゃった〜でも前の2人の方が好みだな〜)
雑貨屋に立ち寄って味噌、ミリン、酒などを買いました。そして隣の魚屋へ立ち寄り
カイト「大将!この辺の海では何がとれる?」
魚屋の店主「威勢の良い客だね!この辺は魔族領の海域が近いから
なかなか大物はとれねぇがアジやイワシは豊富だよ」
カイト(確かにさっきの素潜りでもアジやイワシはたくさん確認できた)
魚屋の店主「この辺りの海域はとくにこれってのはないがどれも悪くはない!そんな所だな!」
カイト(なるほどね、魔族領の海域が関係していそうだな)
カイト「大将ありがとう!勉強になりました!」
魚屋の店主「なんだよ買っていかないのかよ!」
カイト「なら昆布とカツオ節貰おう」
魚屋の店主「どこでも買えるやつじゃねぇか!でもありがとよ!」
そしてダッシュで工房に戻るカイトでした
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