13話
カイト「えっとブラックなんとかさん?」
シド「シド・ブラックスミスだ、おっちゃんで良いよもう」
カイト「おっちゃん、俺は最高の漁師を目指していてさ、自分のオリジナルの釣り具を作りたいんだ!」
シド「良い心構えじゃねぇか!愛着のある道具は良い仕事を生むんだ!金さえちゃんと払えばいくらでも俺が作ってやるよ!」
ロイドは厨房の奥で聞き耳を立てています
カイト「俺に必要なのは竿が4種類、リールが3種類とモリと釣り針も特注で数十種類、魚をさばく出刃と大物を解体する長尺の刀と刺身包丁、投網も欲しいな」
シド「おいおい金はあるのか?」
カイト「どれ位かかる?」
シド「今言ったやつだけで100万以上はかかるぞ?」
カイト「全然大丈夫!一括で払うよ!」
シド「ありがとうございますお客様!」
ニヤニヤするシド
カイト「で使って欲しい素材があるんだ」
店の扉を開けて入り口付近に置いておいた素材をシドにみせました。
シド「…………」
カイト「これ使えないのかな?」
シド「…………」
カイト「もしもーーーし」
シド「はぁ、またこれか。おいお前、これを持てるのか?」
カイト「持てるし、てか船で運んできたし!」
シド「はいはい、なら工房の奥に運ぶぞ。絶対に置く時に床を壊すんじゃねぇぞ!」
カイト「なんだ?急に怖い人になったな」
工房の奥に進むカイト
ロイド「それは!」
シド「まだうかつにしゃべるなロイド…俺もまだ整理がついてない」
カイト(おおおお!工房!なんか格好いい!)
シド「単刀直入に聞く、お前は覇者だな?」
カイト「覇者にはならない、俺は漁師だ!」
シド「ならないとは?」
カイト「青龍がならなくて良いって言った、漁師になって良いし好きに生きろと言った」
シド(なんかみんなこのパターンだな)
シド「お前はその素材を覇者としてではなく漁師として使うという事で間違いないな?」
カイト「俺の夢は最高の漁師になること!覇者にはならない!!」
シド「よしわかったお前の希望を叶えてやろう!だが条件がある」
カイト「なんでも言ってくれ!」
シド「お前が持ってきた素材は霊獣の素材と霊獣塊だ。その素材を加工できる職人と炉は限られているんだ、ここで制作した事は他言しないで欲しい」
カイト「絶対に約束する」
シド「そして大きな問題がある、覇者のお前には軽いかもしれんが俺には霊獣塊を転がす事すらできないんだ。だからお前は俺の助手をやる、できるか?」
カイト「なんでもやる!」
シド「後お前の後ろの緑の髪のやつにも手伝わせるがいいな?」
カイト「もちろん!そういえばまだ名前を言ってなかった!俺の名前はカイト・ブルーフィールド!」
シド「シド・ブラックスミスだ」
ロイド「ロイド・グリーンスミスです。シド様!ありがとうございます!また貴重な経験ができます!」
シド「または、余計だ」
ロイド「失礼しました、」
シド「ロイド!お前がカイトから話しを聞いて作りたい物のサイズやら仕様を確認しろ!作業は1ヶ月はかかる、時間がもったいないからロイドとカイトもここに泊まれ!」
ロイド「はい!師匠!」
カイト「それはたすかる〜!宿なかったんだよね、ありがとうおっちゃん!」
そして設計図が完成したのは3日後でした
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