4話
父親「カイト!明日からの3連休に黒マグロを釣りにいくぞ!一緒についてくるか?」
カイト「いくいくいくいくーーーーー!黒マグロってことは東の海だよね!」
父親「ああそうだ!1本でも釣れれば数百万だ!黒マグロは男のロマンなんだ!」
母親「あなた、カイトはまだ10歳よ、海上での宿泊は危険が多いわ」
父親「俺がついてるから心配するな母さん、俺も親父に東の海でマグロ釣りに連れていかれたのが10歳だ!これはブルーフィールド家の習わしだ!」
カイト「やったーーー!!」
父親「明日は早いから早く寝ろ!」
カイト「秒で寝ます!ありがと父ちゃん!」
本当に秒で寝るカイトであった、そして日がまだ出ない早朝
母親「もしもの時に食料と水は多めに用意してある?」
父親「当たり前だ、3日で寄港予定だが食料と水は1週間分用意してある」
母親「無理は絶対にしないでね」
父親「命に代えてもカイトを守るよ」
カイト「もう!早く行こう父ちゃん!」
父親「ああ!出発だ」
レッドアイズ島を出発する親子
父親「東の海まで俺は船を操縦するからカイトは黒マグロの餌にアジやイワシを釣っといてくれ」
カイト「了解!父ちゃん!」
コマセを撒きながら長い仕掛けを海に投げました、そして感覚で糸をたぐりよせるとたくさんの針にアジやイワシ、イカがヒットしていました。そしてそれを数回繰り返した所で
カイト「父ちゃん!そこそこ集まった!」
父親「OK!じゃあ餌集めは終わりだ!速度を上げて東の海に向かう!しっかり掴まってろよ!」
カイト「了解!」
速度を上げ進んでいる途中で父親が言いました。
父親「カイト!漁船が風も無いのにどうやって進むのかについて教える」
カイト「はい!父ちゃん!」
眼が生き生きするカイト
父親「燃料は火炎魔法が付与された石だ。この石がこの動力装置の中で海水を沸騰させるんだ、その沸騰させた圧力でプロペラを回して進む、触ると熱いから気をつけろよ!」
カイト「そうなんだ!」
父親「だから遠くに漁に行く時は火炎魔法が付与された石を多めに持っていかなければならない!何故だかわかるか?」
カイト「遭難しないようにだよね?」
父親「ああそうだ、燃料が切れた所で終わりだ、小舟ならともかくこのサイズの船はオールを漕いでも進まないんだ
一応帆で風を受ける事はできるが漁船には向いていないんだ」
カイト「わかった!何より遭難しない事だね!」
父親「ああその通りだ!」
それから早朝から夜にかけて東の海の領海に入った親子
父親「カイト、そのアジを一匹とってくれ」
カイト「もう釣るの?!」
父親「腹ごしらえが先!そのアジで漁師飯だ!そのあと仮眠して夜明けから始めるぞ!」
カイト「了解!そして憧れの漁師飯!」
父親「まあいつものナメロウだけどな!海の上で食うのは格別だぞ!」
そうして親子は海上で夕飯を済ませました
父親「カイト、俺が見張るから直ぐに寝ろ!夜の海はお前にはまだ早い、夜が明けて視界が開けたらマグロを狙うぞ!簡単には釣れないからその間に俺は仮眠する!」
カイト「了解!秒で寝ます!」
そして秒で寝るカイト
父親(カイトは俺の宝だ!俺にしてやれる事は海を教えてやることだけだ)
そして数時間後に辺りは暗闇から紫色の世界へと変わり橙色の太陽が顔をだしたのでした。
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