1話
この世界は人族と魔族で対立し戦争を繰り返し人族領・魔族領と大地を完全に二つに分断している
そして先の大戦において勇者達と魔王との頂上決戦の結果人族側は勇者達を失い魔族側は魔王の力が消滅し魔王が復活するのか新しい魔王が誕生するのか先行き不透明な事もあって双方戦力回復のため戦争を避けいつしか休戦状態となったのであった。
グレーゾーンという曖昧な境界線を境に人族が魔族領に入ることはなく魔族も人族領に入ることはなかった。
そんなある意味平和が訪れたような世界も100幾年の月日が流れた晴天の夏の日に限りなくグレーゾーンに近いが完全に魔族領で漁をする人間がいました
彼の名はカイト・ブルーフィールド
漁をすることに命をかけ
とにかく日中夜問わず魚の事が最優先な男
1年中小麦色がポリシー
それがカイト・ブルーフィールドである
カイトが魔族領の海域で漁を始めて数週が経ったある日
カイト「うぉぉぉぉぉおおおおおおおお!」
漁船でミナミマグロを釣り上げるカイト
カイト「おっしゃーーーー!!至近距離まで引き上げれば釣り針に電気が流せるのはかなり使えるな」
カイト(魔族領の海域でもさほど生態系に変わりはねぇな、たまに水生型魔獣がいるぐらいだな)
カイト「それにしても1人じゃ食い切れないデカさだぜ!今日はこの辺の浜辺でバーベキューだな!」
船が泊められそうな浜辺を探し打ち上げられて乾いた流木を集め手際よく火を起こし日没にそなえました。
カイト(日没までまだまだ時間があるな、明日は鰹でも釣るか!んじゃ餌のイワシでもさびくか)
砂浜から少し歩き穏やかな入り江を見つけイワシを釣り始めました。
そしてしばらくしてエサのイワシを釣り終え戻ってくると
カイト「おっ!こんな所に人族!魔族領にもいるんだね〜」
リサ「あっあなたは!」
カイト「どこかで会ったかな?」
リサ「急に失礼な事をお聞きします、何故あなたは魔族領にいるのでしょうか?」
カイト「ん?これには深いわけがあってさ、俺はもう人族領に立ち入る事が出来ないんだ」
カイトが何故魔族領で漁をしているか?
それには彼の過去を知る必要がありあます。
次話からは人族領にいた頃のカイトの過去
10年前10歳に時を戻します
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