13話
ミラ「そういてば聞いてなかったんだけど、あなたたちは何故魔族領にいるの?」
アムス「ああ、それな、俺は人族領を追放されたんだ」
ミラ「随分ハードなお仕置きね、マリアとリサは?」
マリア「家族を守るために人族領を出る必要があったの、リサはその私についてきてくれたの」
ミラ「そうだったのね、、あと人族にはあなた達のような強さを持った人はまだいるの?」
マリア「いると思う」
ミラ「それが勇者?」
マリア「違うわ、おそらく覇者ね」
ミラ「覇者も誕生しているの?」
リサ「はい、間違いないと思います」
ミラ「勇者誕生あたりから変わった手段で人族領の情報が入るけどこの情報を魔王候補の会議に出してもいいかしら?」
アムス「ああ構わない、だが誕生していても覇者になっているか知らないけどな」
ミラ「強制的に覇者になるんじゃないの?」
マリア「強制的にはならないかな」
アムス「それでは俺からも質問していいか?」
ミラ「はいどうぞ」
アムス「魔王とはなんだ」
ミラ「どストレートな質問ね、魔王とは歴代魔王の力を全て譲渡された魔族の長の事だよ」
マリア「歴代魔王の力を全部?」
ミラ「うん、だから当然現魔王は歴代最強なの」
アムス「魔王が次ぎの魔王に力を譲渡するのか」
ミラ「その通り、現魔王様は知っての通り眠りについているけど、目を覚ました時に力が復活するのか、力を譲渡するのか決まるのよ」
リサ「譲渡したほうがより強い魔王になるのでは?」
ミラ「そうだね、その為に魔王候補がいるのよ今は序列6位は空席だけど1位から6位が魔王の力を譲渡される権利があるのよ」
アムス「なぜ候補は1人ではないのだ?」
ミラ「魔王となる器として力だけ強くても魔力だけ強くてもダメなのよ」
マリア「序列の順位だけでは計れないないわけね」
ミラ「うん、だけど現序列1位のソロモンは魔族達の信頼も厚く、力も魔力も桁違い、間違いなく次の魔王ともくされてるわ」
アムス「なるほどな、てかミラは序列5位なんだろ?」
ミラ「それね、何故私ごときが魔王候補になれたのかといいますと魔王候補は直轄領を持つことを許されるの、その直轄領での出来事はその領主に一任されるの、つまり私はあなたたちの監視のため魔王候補になったようなものなの」
アムス「魔王を目指さないのか?」
ミラ「ソロモンを差し置いて私が魔王になれるわけが」
アムス「そうなのか?俺としてはミラが魔王になったら嬉しいけどな」
ミラ「ありがとうアムス、でも魔族も権力争いが激しく色々な手で魔王候補になろうとしてるの、私も決して安全じゃないの」
リサ「どのようにして魔王候補はきまるのですか?」
ミラ「現魔王候補3人以上の賛成で決まるかな」
マリア「そこに下級魔族達の意見は入らないのね」
ミラ「でももう1つ魔王候補になる手段があるの、魔族は基本弱肉強食で魔族同士で殺しあっても罪に問われないの強いものが偉いそれが魔族、つまりは」
アムス「魔王候補を殺せば自身が魔王候補になれるってことだな」
ミラ「その通り♪」
マリア「魔族も結構エグいわね」
ミラ「やだ!もうこんな時間!私帰るね!」
飛び去るミラ
とりあえず魔族の襲撃や対立がなくなりアムス達はより暮らしやすくなったのであった。
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