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勇者でしょ?いえ農夫です。  作者: 羽場ネロネ
勇者でしょ?いえ農夫です。第二部
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1話

魔族領でアムス・マリア・リサ3人での共同生活が始まりました、魔族達との戦闘もありながらも楽しく魔族領生活をする3人に新しい仲間?が。

アムス・マリア・リサの3人での生活がスタートしてしばらくしての出来事でした。

魔族3人がアムスの畑を荒らしそれをアムスが撃退したのでした。


アムス「ただいま!まったく魔族ってのは…」


マリア「魔族の腕を斬り落とした勇者アムス様、お帰りなさいまし」


アムス「何?怒ってる?」


マリア「いくらなんでもやり過ぎでは??」


アムス「俺のトマトの苗を踏み荒らしたんだ当然だろ?」


マリア「アムスのトマト苗を!!!それは万死に値するわね!」


アムス「いや殺してないし、それに治療までしてやったしな、魔王でもなんでも文句があるならかかってこいとは言っといた」


マリア「う〜ん、それはそれで問題な気もするけど…」


リサ「アムス様、お仕事お疲れさまです」


洗濯干しから戻るリサ


アムス「ただいまリサ、家事全般を任せて悪いな」


リサ「それが私の勤めですのでお気になさらずに」


マリア「そういえばアムスのあの治癒魔法は何?私の知識には無い魔法だけど」


アムス「血を止めたやつか?」


マリア「そう、切断面を治療したわけじゃないし、あの魔法は何?」


アムス「俺は魔法を知らないんだ、ただ血を止めるには斬り落とした腕と胴体の血管を繋げるイメージをしただけ」


マリア「は???」


アムス「別に腕と胴体が繋がって無くても繋がる願いをすれば血液は循環して血は止まるさ」


マリア「は?????????どういう理屈なのよ?」


アムス「俺もよくわからないんだ、でも願えばそうなる」


リサ「つまり魔方陣でもなく魔法の理を知らなくてもイメージすれば体現するという事ですか?」


アムス「魔法の理がわからない、例えば火を出したい時は手に火が着けって念じれば火が着くよ」


念じるアムス、そして手に火が着く


アムス「こんな感じだな」


マリア「火の魔法は小さい火から大きい火までそれぞれ別の理があってそれをイメージしないと発動しないの!あなたはその火より大きい火はどうやってだすの?」


アムス「大きい火を単純に願えば出るし形だって自由、犬の形をした火が良ければそう願えばいいだけ」


手の火が犬の形に変わる


マリア「なんか色々ヤバいわねあんた…」


アムス「農業には必要ない能力だな!」


マリア(いやいや、成長を早める願いをすれば簡単に収穫できるでしょ…世界が変わるレベルだから内緒にしておくけど…)


マリア「そういえばアムス!米や小麦とかの備蓄は私もあなたも十分にあるけど決定的に不足している食材があるわ」


アムス「それはなんだ?ほうれん草か?小松菜か?」


マリア「それはそのうちあんたが育ててくれるでしょ…わからないの?アレよアレ」


アムス「回りくどいのは辞めてくれ、早く言ってくれ」


マリア「お・に・く でしょ?」


アムス「ああ、肉か!確かに食べてないな」


リサ「私が村に出て買ってきましょうか?」


アムス「え?まずいだろ?」


マリア「リサはただの人だからね、ギルドカードを触っても何もおこらないし、私と共に宮殿を出る時に名字を変えたというか戻したというか、だから大丈夫なのよ」


アムス「ということはリサを通せば人族領に関われるということだな」


マリア「そういうことね」


アムス「それはありがたい、収穫した野菜を出荷できる可能性が…」


うっすら涙を浮かべるアムス


リサ「お金を得る事が出来るという事ですね」


マリア「そうよ!それに全てを自給自足できる訳じゃないしね、トイレットペーパーとか生活必需品を買えるお金を得ないと!」


アムス「それより肉の話はどうした」


マリア「あんた今泣きそうだったのになによ」


リサ「マリア様、私もお肉が食べたいです」


マリア「リサ、任せておきなさい、アムスのトマトを視察するための道中で色々な狩りについていったわね?」


リサ「はい、もちろん覚えております」


マリア「あの狩りの最中に色々な場所に転送の魔方陣をしかけてきたの」


リサ「そうだったのですね!つまりは」


マリア「魔方陣発動の条件は私が設定した獲物とその大きさ、つまり人間や対象外の生物には発動しないの!野生の猪、鹿、ウサギ、キジ、鳩を対象にしてあるわ」


リサ「さすがマリア様」


マリア「で今さっき魔方陣の反応があったから今からこっちに転送するわね」


家屋から出て庭に魔方陣を作るマリア


マリア「転送の過程で雷属性魔法で気絶するようになってるのよ、アムスは動物を〆る事はできる?」


アムス「出来るぞ、村の男にとって当たり前の事だからな、その代わり全て残さずに頂くんだ」


マリア「うん、毛皮も含め全て有効活用しましょう」


魔方陣に現れたのは鹿でした


アムス「ここからは俺の仕事だ、2人は中へ」


マリア「私は〆る勉強がしたいから残るわ」


リサ「ではお言葉に甘えて私は中で掃除の続きをしております」


それから鹿を解体するアムス、そして部位毎に分けるマリア


そんなこんなで3人の生活で肉を得る事ができるようになりました。


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