24話
青い髪の青年に警戒するリサ
マリア「なんでしょうか?」
マリア(綺麗な髪の色ね〜)
青い髪の青年「この近くの村に凄腕の釣り具職人がいるって聞いて、確かブラックなんとかさん、ご存じないですか?」
マリアとリサが顔を見合わせる
マリア「知ってますよ!この道沿い真っ直ぐ行った農具と釣り具の店、店主の名はシド・ブラックスミスさんです」
青い髪の青年「おお!そうですか!きっと間違いない!」
マリア「きっと素敵な釣り具を作ってくれますよ!さようなら!」
手を振りまた歩き始めるマリアとリサ
マリア(さっきの青い髪の青年どこかで見た記憶が…)
考えこむマリア
リサ「さっきの髪の青い髪の青年レッドアイズ島でマグロをさばいていた少年に似てましたね」
マリア「それだ!絶対あの時の人だ!」
リサ「それにしてもこの先はグレーゾーンですよ?あの青年はどこからきたのでしょうか?」
マリア「考えたって仕方がないわね」
リサ「はい」
それからしばらくしてグレーゾーンに入る2人
マリア「本当になにもないわね…草木も生えてないし」
リサ「水もありませんね、この辺りで農業をするのは無理だと想います」
マリア「てことはもっと奥に行ったはずね」
リサ「そう思います」
マリア「リサちょっと待って、ちょうど良さそうな魔法を見つけたから」
頭の中で索敵魔法を見つけたマリア
マリア「なになに、広範囲で生命反応を探知しその生命体が人族か魔族か魔獣か動物かを判別する魔法っと
ただし範囲を広くすればするほど魔力を消費すると」
リサ「それは素晴らし魔法ですね!危険を回避するのにも使えますね!」
マリア「それでは早速アムスさんを探します!」
魔法を展開するマリア
マリア「グレーゾーンには人はおろか動物すらいないわね」
更に範囲を拡大するマリア
マリア「う〜ん、もうグレーゾーンにはいないわね」
魔族領まで範囲を広げたその時
マリア「いた!人族だから絶対アムスさん!」
足取りが軽くなるマリアとリサ
そして魔族領に入るとすぐ大きく広がる田畑に見覚えのある家屋をみつけました
駆け出すマリア
畑の中で丁寧な仕事をしているアムスを見つけ
マリア「アムスさ〜〜〜ん!!」
振り返るアムス
アムス「王女殿下!!どうしてこのような場所に!」
驚くアムス
アムス「ああ、王女殿下も賢者でしたね、国外追放ですか?」
マリア「私は家族に迷惑をかけないために行方不明になる手はずです」
アムス「なるほど、そうだったんですね、立ち話もなんですので汚いですが家にどうぞ」
ボロボロの家に通すアムス
マリアはこれまでのいきさつを話しそして王族としてアムスに謝罪しました。
アムス「頭を上げてください王女殿下、何もあなたは悪くないですから」
マリア「王族として国王があなたにした事は許せません、そういえば私はもう王族ではないです、マリアとお呼びください」
アムス「わかりましたマリア様」
マリア「マリアでお願いします、あと敬語もやめてください、私もやめますので、リサもいいわね?」
リサ「私は結構です、わたしにはメイドとしてのプライドがありますので」
アムス「わ、わかったマリア」
マリア「そ、その調子よアムス」
顔を赤くする両者
アムス「そうだ、2人ともここで生活するといいよ俺は食料を作り、マリアがご飯を作る、リサが家事でいいかな?」
マリア「いいの?それは嬉しい!美味しい料理いっぱい作るわ」
リサ「宿をどうするか本当に悩んでおりましてお心遣い感謝致します、そしてメイドのプライドをかけてこの家を整えさせて頂きます」
アムス「みんなにメリットがある共同生活ってとこだな」
魔族領でアムスとの共同生活が始まるマリアとリサでした。
賢者でしょ?いえ料理人です。 完
勇者でしょ?いえ農夫です。 第二部 に続く
物語はまだまだ続きます!評価・感想・いいねを頂けると励みになります!ブックマークして頂けると大変嬉しいです!




