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勇者でしょ?いえ農夫です。  作者: 羽場ネロネ
賢者でしょ?いえ料理人です。
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13話

マリアはざっくりと簡単にリサに賢者になったことを伝えました。


リサ「マリア様が賢者に…」


ぽりぽりミックスナッツを頬張りながら頭の中で魔法や魔方陣の知識を調べるマリア


マリア(魔方陣も魔法も理が大切なのね、こんなやばい魔法もあるのね…さすが賢者。あっ!これいいじゃない!)


立ち上がるマリア


マリア「リサ!帰り道でヴァーミリオンペッパーを復活させるわよ!」


リサ「復活ですか?」


マリア(何でも再生する再生魔法。何々消費魔力が膨大、使い方に注意と…とりあえずやってみよう!魔法の使い方は使用したい魔法の理を魔力で具現化するイメージと)


マリア「こんな感じかな!」


辺り一面のヴァーミリオンペッパーがみるみる再生していきました。


リサ「すごい!」


マリアはそのまま畑入り口まで再生を続け全てのヴァーミリオンペッパーが元に戻ったのでした。


島民「信じられない!畑が元通りに!」


マリア「あのね、犯人わかったんだけど悪気があったわけじゃないみたいなの。貴方たちを思ってしたことだったから許してあげてね」


島民「いったい何がおこったのです?」


マリア「それは言えない、でもこれでまた収穫できるでしょ?収穫して毒抜きが終わったら私の宮殿まで届けて頂けるかしら?」


島民「もちろんです王女殿下!ありがとうございました!」


マリア「なんだか私急に眠くなっちゃた…リサ後はよろしく」


リサ「承知致しました」


すやすや眠り始めるマリア


リサ「お疲れ様でしたマリアさま」



一方そのころ王都の夜空には


大きな赤い紋章が現れたのであった


南の塔から王都や城下町にも届くほどの大音量の大鐘の音が鳴り続ける


「ガラ〜ゴロ〜ン♪ガラ〜ゴロ〜ン♪」


王都の住人A「まさかこんな夜に、しかも勇者さま誕生から数日しかたっていないのに」


王都の住人B「南の塔なら賢者さまだ!」


歓喜に沸く人々達


時をおなじくして城内では


家臣「陛下―――!」


国王「わかっておる!!勇者の数日後に賢者の誕生とは!!これは間違いなく人族が魔族を討ち滅ぼす機運!」


家臣「明朝すぐに賢者さまの所在も各ギルド長に確認するよう伝えます!」


国王「王家の言い伝えでは賢者のギルドカードは灰色のプレートから赤く輝くプレートに変わると言われておる!そのむね伝えよ!」


家臣「はっ!」


国王(勇者だけではなく賢者が誕生するとは!これは願ったり叶ったり!魔王が復活したとしてもこれならいける!!)


強く拳を握る国王


場所は火山に戻り、リサにおんぶしてもらい馬車まではこばれたマリア。


リサ「ホテルに戻ってください、起こさないようにゆっくりでいいです」


馬車の御者はうなずくとゆっくりと進ませました


リサ(このことを殿下に報告するべきか否か…)


そしてしばらくしてホテルに着いたタイミングで起きるマリア


マリア「う〜〜〜ん!頭スッキリ!リサごめんね!」


リサ「ご気分はよろしそうですね?」


マリア「お腹がめっちゃ空いた!」


リサ「それでは食事の準備をさせますね」


マリア「それは大丈夫、私とリサの分は私がつくるわ!市場で買った気になる食材もあるし」


リサ「マリア様は本当に料理がお好きですね」


マリア「それに生きがいを感じているからね!」


マリアは厨房に入るとテキパキと下ごしらえを始めました。そして新鮮な魚貝をふんだんにつかったパエリアと島の野菜のサラダを作りました。


マリア「リサ、これが今日のメインディッシュ」


リサ「パエリアがメインではないのですか?」


マリア「リサに味見をお願いしたいの」


リサ「はぁ」


小さく切られた茶色と薄紫色でヌルヌルビラビラしたものがだされる


リサ「これって今朝格闘していたやつですか?」


マリア「そうよ!ナマコっていうらしいわよ」


リサ「マリア様たいへん申し上げにくいのですが味見ならご自分でお願い申し上げます」


マリア「何をいっているの?リサのためだけにつくったのよ?」


目が泳ぐマリア


リサ「では同時に食べるのはいかがでしょうか?」


マリア「そうね…そうよね…」


マリア・リサ「せーーーーの!」


口に放り込む二人


リサ「コリコリして美味しいです!」


マリア「酢でさっぱりしてるわね、思ったより美味しいわね、食感が独特ね」


2人は楽しく夕食を済ませ、スパで今日の疲れを癒やしました。


そしてマリアの部屋で今後についての話し合いを始めました。


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