8話
たくさんのお土産や飲食の路面店が建ち並び威勢良い声が聞こえてきました。
呼び子A「王女殿下さまーー!うちの海鮮料理は最高だよ!」
呼び子B「ばか言え!うちが1番の海鮮居酒屋だよ!」
眼が輝くマリア
リサ「マリア様はまだお酒は飲めませんからね18才までお待ちください」
※この世界の成人は18才です
通りを歩きどの店に入るか物色するマリア、そしてかなりの大きさの黒マグロを店頭に置いて呼び込む魚屋の青い髪の少年を見つけ近寄りました。
青い髪の少年「王女殿下さま、こちら昨日私が釣り上げて今日水揚げしたばかりの黒マグロでございます!」
氷の上に300キロは越えるであろう巨大な黒マグロ
マリア(黒マグロにはうるさいのよねわたし…)
マリア「味見はできるのかしら?」
青い髪の少年「もちろんです!今から解体するので1番良い所をお出しします!危ないですので少し離れて見ていてください」
マリア「ではお付きのメイドと二人前お願い」
青い髪の少年「かしこまりました!」
青い髪の少年は1メートルはあろう長尺の刀をとりだしました。
マリア(刃紋が輝いている、手入れを怠ってない証拠)
綺麗に頭、ひれ、尾を落とし骨に沿って綺麗に5枚おろしにしていく青い髪の少年。
マリア(血合いが綺麗だ、鮮度が良い!冊にする手際もよいしその包丁もよく研いであるのがわかる!)
青い髪の少年「お待たせしました王女殿下!黒マグロの大トロ、中トロ、赤身です!お付きの方にも同じものを」
マリア「それではいただくわ。リサ、赤身から頂きましょう」
2人は真っ赤なルビーの様な赤みを口に運びました。
そして口いっぱいに広がる旨み、わずかな酸味が旨みを引き立てていました。
マリア「これは凄い!こんな黒マグロの赤身食べたことがない!」
マリア「リサ!次は中トロを頂きましょう」
赤身のあまりの美味しさに感激しているリサ
中トロをを食べる二人
言葉がでないマリアとリサ
マリア「旨みと押し寄せる脂の甘みのバランスが凄い!ああ〜料理長にも食べさせてあげたい!」
リサ「マリア様!料理長が刺身は鮮度が命と言っていたのがわかりました!」
青い髪の少年「では大トロをどうぞ、きっとびっくりしますよ!」
大トロを口に入れる二人
マリア(消えた!一瞬で消えた!なにこれ?歯がいらない!口に入れた瞬間溶けた!そして脂の甘みと旨みが押し寄せてくる!)
リサはあまりの旨さに悶絶している
マリア「青い髪のあなた、このマグロの赤身と中トロと大トロを1キロずつ私達のホテルに今すぐ冷えた状態で届ける手配をお願いできるかしら?そして使用人に渡す時必ず冷蔵室で保管するように伝えてほしいの」
青い髪の少年「承知しました、今すぐ配送の手配をします!で残りはどうします?」
マリア「もちろん今ここで私とリサとここにいる島民みんなで食べるのよ!」
青い髪の少年「王女殿下は粋ですね!」
マリア「粋?」
青い髪の少年「わかってるってことです!」
マリア「わかってる?まぁいいわ!みなで黒マグロを頂きましょう!」
300キロを越える黒マグロをどんどん刺身にしていく青い髪の青年
そしてそこにいる島民とで楽しく分かち合うマリアとリサ
充実した初日はあっという間に終わり
ホテルに戻り床につくマリアとリサでした。
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