19話
朝日で目が覚めるロイド
ロイド(アムスくんがいない…)
外にでるロイド、畑で収穫をするアムスをみつけました。
ロイド「アムスくんおはよう!」
アムス「おはよーー!」
ロイド「収穫?僕に手伝えることあるかな?」
アムス「自分で育てる野菜は人に触らせないってきめてんだ!だから大丈夫!朝飯と簡単な掃除してくれると嬉しい!」
ロイド「オッケー!まかせて!」
アムス「食材はあるもの何を使ってもいいから!」
2人はそれぞれ作業と家事とこなしそれからシドの工房に行きました。
アムス「おやっさんおはよう!」
ロイド「シドさま今日もよろしくお願いします」
シド「おう!今日からが本番みたいなもんだからな!」
そしてシドはアムスに指示をだしました
板状の霊獣塊を動かせるのはアムスだけ
叩いて形を作り出すのはシド
板状の霊獣塊に自らの魂を込めるがごとく
一打一打作業に熱がおびる
滴る汗が一瞬にして蒸発するほどの熱気
熱しては叩いて冷まし
熱しては叩いて冷まし
ロイド(熱された板が赤やオレンジではなく青白く輝いている…これは間違いない!伝説の霊獣塊!つまりアムスくんは…考えるな!シド様が作っているのは単なる農具ではなかった!もはや聖剣を作っているのとなんら変わらない作業ではないか!これはすごい!すごすぎる!少しでも目を離すな!記憶するんだ!この技術を少しでも盗むんだ!)
それから毎日昼前から夕方まで作業が続きました。
昼前からなのは作物の収穫や出荷、世話があるアムスをシドが気遣っての事でした。
そして1ヶ月が経った日
シド「ふぅ〜、完成だ」
出来上がったのは青白く輝き金の虎模様が装飾された
鉈、鎌、鍬、剪定鋏
アムス「かっこええええええええ!!」
シド「あとこれな」
鉈・鎌・剪定鋏が腰で収まる白虎の皮でできたホルダー
アムス「すっげ〜〜〜!」
シド「全てに霊獣素材を触媒を使って霊獣の力を入れておいた」
目が輝くアムス
シド「刃こぼれなどしないし研ぐって事が必要ない代物だ大事に使えよアムス!」
アムス「ありがとうおやっさん!!」
シド「少し素材が余ったからそれはお前が管理しろ!また何か欲しい農具が出来たときもってこい!俺には重すぎてかなわん!」
アムス「わかった!」
ロイドの前に立つシド
シド「言わなくてもわかるよな?」
ロイド「はい、他言しません!貴重な瞬間に立ち会えたこと誇りに思います!いつかシド様のような技術を持てるように精進します!アムスくんも本当にありがとう!君のおかげではっきりとした目標ができたよ!僕は工房に戻って修行を続けるよ!」
アムス「わかった!お前も頑張れよ!じゃあな!」
店を後にするロイド
アムス「おやっさん!たまに遊びにきていいか?」
シド「勝手にしろ!ダメってもどうせくるんだろ」
アムス「えへへ、美味しい野菜も持ってくるからさ!」
やり遂げたシドとアムス顔は晴れ晴れとしていました。
それから3年近くの月日が経ち、場所は玉座の間にて。
国王「3年も経ったというのに勇者も賢者も現れてこんではないか!いったどうなっているのだ!!」
家臣A「各ギルド長の報告によりますと冒険者のギルドカードは全て灰色であるとのことです」
国王「では冒険者以外ということか?」
家臣A「その可能性が高いと」
国王「それでは国民をしらみつぶしにあたれば良いではないか!」
家臣B「陛下、お言葉ですが国民全員を調べるためのギルドカードがありません」
国王「それなら量産体制を整えるのだ!魔王が復活する前になんとしても勇者と賢者を探すのだ!」
家臣達「承知致しました」
国王(いったいどうなっているのだ…勇者も賢者も冒険者ではないのであれば霊獣は何故その者達に力を譲渡したのだ…わからん……)
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