表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

3/7

第2話  女神からの依頼2

「さて早速ですが、貴方にお願いしたいこととは貴方が住んでいる地球を救ってほしいのです。もしこのままなにもしなければ、人類やありとあらゆる生物が滅んでしまい地球は死のほしとかすでしょう」




・・・いきなり重い話になってしまった。




俺なんかが解決出来るような話だとは思えないんだが。そもそも何でそんなヒャッハーな世界になってるんだろう?




「なぜ滅んでしまうような世界になるのかというと、発端は神の中から魔神が生まれてしまったためです。魔神は破壊衝動が激しく何もかも無に変えてしまう存在なのです。そして彼らは異世界のモンスターを従える能力を持っております。そして我々神々の中には穏健派と過激派という組織に分かれており、過激派は魔神を使って欲にまみれ我々が創造をした地球を汚す愚かな人類を滅ぼそうという危険な概念を抱いている存在です。私が所属している穏健派は人類の可能性を信じ、このまま人類を見守ろうという思想派閥です。ここ2000年程はは過激派をなんとか抑えて対抗していたのですが、魔神が生まれたことによって過激派が活発化しているのです。」




・・・なるほど、そんなことになっていたのか。だが、なぜ俺がモンスター討伐をお願いされるのだろうか?






「あの、なぜ女神様は俺なんかにお願いするのですか?穏健派の神々かもしくは異世界の戦士とか戦いなれた人にお願いすることはできないのですか?」




「理由としては我々神々は基本的に人間界に干渉することは禁止されています。そして異世界から他の人物を召喚することも禁止されています。その理由については禁止事項になるため教えられませんがあなたが選ばれた理由は一番最初にモンスターを討伐しスキルを得たためです。覚えがありませんか?」




あの謎のアナウンスか。えっ、スキルを得たからってそんな安易な理由で選ばれたの?!そんな理不尽な理由で選ばれたくなかった・・かといってこのままなにもしなければバットエンドまっしぐらだ。これは選択の余地なくないか?はぁ~。。


俺は幾分かの時間考え込んだ後、決めた。






「………分かりました、世界を救えるかどうかは分かりませんがフォルテ様の手伝いはします。」




「ありがとうございます。あなたならきっと地球を救ってくれると信じてます。今から現実世界に戻しますが私から一つお礼としてスキルをプレゼントしときましたので、ある程度のモンスターに殺されはしないので心配は入りません。」




女神様は俺が考えていた時に心配していたことを先読みして伝えてくれた。やはり心を読まれて会話を進められているのはスルーすべきなのだろうか‥‥?




「あまり時間もないので、勝手に心を読ませて頂いてます。貴方にはなるべく早めに地球を救って欲しいので、カオス・フロンティアに存在した魔法剣士という中位職業で戦って頂きます。地球の世界での名前は逢坂聖夜と名乗ってください。 スキルに鑑定を授けましたので後でいろいろ確認してください。私がサポート出来るのはここまでになります。あまり神が関与できないルールとなってますので。今回は天界の不祥事に巻き込んでしまうため、特例として貴方にお願いしています。改めて地球の事を宜しくお願いします。」




そう言われた後、俺の視界はブラックアウトした。








~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


チュン、チュン。


どうやら転生が終えたらしい。ここはマンションの一室みたいだ。


「さてと、フォルテ様が言っていたようにまずはステータスを確認してみるか」




「ステータスオープン」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ