準備
皆さんおはようございます~
『今日はマスターにしては朝早いですね!』
”俺にしては”は余計だ!今日はトイレに行きたくて起きただけだ・・・なのでこれから二度寝でもしようと思う!!
『二度寝しないでください!!』
え~まだ眠いんだけどなんで二度寝しちゃいけないん-----
「お兄ちゃん起きて~」
俺が抗議しているときにソアが俺を起こしに入ってきた。そしてベットの上に座っている俺を見てとても驚いてるようで目を見開いて俺を見つめている。
「おはようソア」
俺が笑顔でソアに挨拶すると驚いていたソアは戸惑いながら挨拶を返してくれた。
「お、おはよう。お兄ちゃん」
『今日はソア様が来るのが少し速いですね。いつもならもう少し遅い時間に起こしに来るのですが何かあったのでしょうか?』
ヘルが言っていたことが気になったのでソアに直接聞いてみるか
「ソア俺を起こしに来ただけか?」
俺がソアにそう聞くとソアは何かを思い出したのか少し急いでいるような感じで俺に言ってきた。
「あ、そうだった!エルフの子と獣人族の子が目を覚ましたよ!」
俺はそれを聞いて俺も会いに行くことにした。俺は着替えるてから行くからソアには先に行ってもらうことにしたのでソアにそれを伝えてソアが出て行ったのを確認すると寝間着から外で行動するときの服に着替え始めた。
着替え終わってソアたちがいる部屋に入るとニーナとソフィーが起きて俺のことを見ていたので自己紹介をすることにした。ソアやリルもまだ自己紹介してないみたいだった。
「おはよう。俺の名前はソラ君たちの主人だ。俺は君たちを奴隷として接することはしないから安心してくれ。そして俺の右は」
「ソアだよ!一応ソラお兄ちゃんの妹だよ」
「私はリルです」
ソアの自己紹介が終わると俺はリルを見てリルが自己紹介をした。俺たちの紹介が終わってニーナとソフィーも紹介をした。
「ニーナです。よろしくお願いします。ご主人様」
「ソフィー・・・よろしく」
二人の自己紹介も終わったので取りあえず称号の転生者のことを確認したいけどその話を切り出すと警戒されるけど俺たちのことを話せば多分警戒を解いてくれるだろう。
「ニーナとソフィーに聞きたいことがあるんだけど」
「なんですか?」
「なに?」
「二人は転生者だよね?」
俺がそう聞くと二人とも予想通り俺を警戒しながらこっちを見ているのでさっき予想通りに俺たちのことを話してみよう。
「そんなに警戒しないでほしいな」
「警戒なんてしてませんよ?それに転生者って何ですか?」
俺の言葉を否定して転生者ってことを惚けて隠そうとしている。でも俺は相手のステータスを見れるから誤魔化しても意味ないけどね。
「隠さなくても大丈夫だよ。俺は転移者だから」
「私は転生者だよ~」
俺とソアの言葉を聞いてとても驚いているがそれでも信じていないみたいなので俺のステータスの称号の《召喚に巻き込まれた者》だけを見せて信じてもらった。
「あなたが転移者だってことはわかりました。でもなんで私たちが転生者だとわかったのですか?」
俺たちが地球から来たことを信じてもらえて警戒は少し解いてくれたけどなぜ俺が自分たちの秘密を知っているのか分からないから少し警戒は続けているのでなぜわかったかの説明をしようか
「買うときに君たちの鑑定したんだよ」
「人を勝手に鑑定するのはどうかと思うんだけど」
ニーナにそう言われてしまった。確かに普通は勝手に鑑定するのはどうかと思う(まあ俺は勝手に鑑定するけどな)けど奴隷のステータスを見たいと思うのはラノベを読んでいたからかな?
「この世界では奴隷の人権は無いんだろ?だから鑑定したんだそれにバレなきゃ何の問題もないんだぜ」
俺がニヤリとしながら言うとソアたちは苦笑いしながらこちらを見ていてニーナたちは俺を睨みつけてきた。
「安心しろさっきも言った通り俺はお前たちのことを奴隷として扱わないから」
俺の言葉を聞いて少しは安心したのかニーナは睨むのをやめた。ソフィーはあまり睨みつけ無かった。さて、まずは二人の服でも買いに行きますか
「みんな。今からニーナたちの服とかを買いに行くぞ」
「はーい」
「わかりました」
ソアとリルが返事をしてる中ニーナとソフィーは少し驚いているようだ
「俺は奴隷として扱わないと言っただろ?」
それから俺たちは服屋でニーナとソフィーの服を買った。あとは二人の冒険者登録だけだ!