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これが異世界転移か

「お前、昨日の里緒奈ちゃんたちが出てたクイズ番組見た?」

「見た!見た!里緒奈ちゃんすごかったな!」

「里緒奈ちゃんもすごかったけど葵ちゃんもすごかったよ!

「よくあの問題答えられたよ私わからなかったもん

「俺もわからなかった」


あ~朝からうるさい奴らだなもう少し静かに話せよまったく。あ、どうもおはようございます。上原 蒼空(かみはらそら)16歳の高校1年生です。さっきクラスのみんながうるさく話していたのは今人気のアイドルグループのメンバーが出ていた昨日の番組のことです。ちなみに俺も見ていましたとも、はい。ではなぜ俺はその話に入っていかないかというと、てゆうかリア充のところになんか行きたくないんだよ!!そこ!ボッチって思ってんだろ違うからなほかのクラスにはいるからな!まあ俺の見た目は黒髪を目を隠すくらいに伸ばすしている。どう見ても陰キャなんだよ。陰キャだけどね。でもコミュ症じゃないんだぜ。普段はあまり喋らないけど普通に喋れるんだよ そんなことを考えていたら教室の床に魔法陣らしきものが現れた⁉


「なんだこれ!」

「おい!どうなってんだよ!」

「キャーーー」


みんなが騒いでるうちに窓が開かないのは確認できたけど、どうすることもできない


「っ!ドアが開かないぞ」

「どうなってるんだ!」


そうこうしているうちに魔法陣からの光が俺たちを包み込んだ。


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★


気が付いたら、王に謁見するところのようなところにいた。周りを見たら俺みたいにキョロキョロしてる人がいたり、まだ目を覚ましていない人がいたりした。でもクラス1つ分より多い人がいるそれと1段高いところに置いてある王様が座りそうな椅子に座っているいかにも王様っぽい人とその隣には金髪の女の子がいたり回りを囲んでいる騎士みたいな人や魔術師みたいなローブを着た人たちがいた。女の子の歳は大体俺たちと同じくらいだと思う。見た目は王女みたい。そんなことを考えていたら、目を覚ましていなかった人が全員起きていたみたいだ。ざわついている。そのことを王女が確認したら王女が話始めた。


「皆さん、勇者召喚に応じてくださり有難うございます! 皆さんには魔王を倒してほしいのです」

「えっと、あなたは?」

「貴様! 王女様に向かってなんて口の利き方だ!」


騎士はそう言って王女に質問した隣のクラスの奴に向かって腰に差している剣を抜こうとした


「やめなさい! 剣を抜いてはいけません!」

「ですがこいつは----」

「いいのです勇者様も突然どこだかわからないところにいたのですから」

「わかりました」


剣を抜こうとした騎士は納得はできていないみたいだけど素直に剣を戻して質問した奴を睨みつけていた。


「勇者様秋ほどは失礼しました。それとわたくしはオルナ王国第一王女アイリス・オルナと申します。以後お見知りおきください」

「俺は高橋裕也(たかはしゆうや)です。それで魔王というのは?」


高橋裕也は隣のクラスのリーダー的存在で()()()だ。ちっ リア充は爆ぜろ


「それは余が話そう」

「あなたは?」

「余はオルナ王国国王アレック・オルナだ」


この国王たちは信用するに値するやつなのか見極める必要があるな。とりあえず今は様子見だ。


「魔王とは魔族たちの王であり、世界を自分のものにしようとしている奴らだ。そして、ここ最近までは前勇者が倒してから現れていなかったのだが、1年前魔族たちが突然我が王国に攻めてきたのだ。その時は何とか撤収させることができたが次来れたら対処できん。魔族たちが攻めてきた理由だがどうやら魔王復活の準備のために攻めてきたみたいなのだ。そしてつい先日魔族はすべての国に魔王が復活したことを伝えて、これから少しずつ支配下にしていくと言ったのだ」

「それを俺たちに倒してほしいと?」

「うむ、そうゆうことだ」

「でも俺達にはそんな力はありません」


そうそう、俺たちは戦争のない平和な国の学生だったんだから戦う力なんてない


「そのことに関しては心配してない。この世界に来るときに女神様から戦う力をもらってこちらの世界に来ているはずだからな」


やっぱりそんな存在が現実にいるんだなアニメやラノベの世界だけだと思っていたよ。でも一つだけ一番最初に聞かなきゃいけないことがある。


「そちらの事情は分かりました」

「なら!」

「その前に俺たちは元の世界に帰れるのでしょうか?」

「それはわからぬ 書物には召喚する方法しか載っていなかった。でも過去の勇者は元の世界に帰ったものもいるから魔王を倒せばきっと方法は見つかるだろう」


国王が帰れるかもと、言った瞬間周りのみんながざわつきだして帰れるなら魔王を倒すことに協力しそうな雰囲気になった。それを見ていた国王は少しニヤついた。それを見逃す俺じゃない。人の表情の変化には少し敏感だったりする。


「少しみんなと話をさせてください」

「うむ、分かった。召喚で疲れているかもしれないしな。一人一部屋用意してあるゆっくりと休むがよい。返事は明日の朝聞こう」


国王がそう言うと手をたたいてたら扉の近くにいたメイドさんが近づいてきて部屋まで案内してくれた。部屋に入ってびっくりした俺の部屋より広いじゃないかふざけるな!まあそんなこと言えませんけどね。俺は部屋を一通り見た後にキングサイズのベットにダイブして召喚された奴らが魔王討伐に協力しそうな雰囲気になった時にしていた国王の顔を思い出していた。


「あのニヤついた顔絶対に何か企んでそうだな」


気おつけないといけないな。それに魔王討伐なんてめんどくさいことしたくないから早く城を出ていきたい。そのためにはおそらくこの世界には魔王がいるくらいだから魔物もいるだろうラノベみたいに。だったら戦うことが必須になるからそれを身に付けたいけどそんなことは言ってられないと思う。次に必要なのはお金だけどこれは最悪自力でどうにかするしかない。出て行くなら明日が一番いいが戦う力が身に付いていない、でもしょうがない国の奴隷にされて戦争の道具にされるかもしれないし。こうなったら明日ここを出ていくプランにしよう。ならば明日に備えて準備していきますか。

やっぱり主人公が男のほうが書きやすいですね

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