表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
竜は路地裏に  作者: ぽんた
現代
9/48

落胆



再び戻ると

さっき作ったばかりのテントが

無残に壊れているのが見えた。



そしてそこにあの大きな「生き物」の姿はなくなっていた。



あぁ、あの子はどこかに

いってしまったのかと残念に思うと同時に動けるようになったんだなと安心もした。



「名前も聞けなかったけど、元気になったんならいいか!」



「はぁ、でも不思議な出会いから冒険が始まりそうだったのになぁ」



諦めきれない気持ちもやっぱりあったけど、一般人はここまで。

あとは幸運の持ち主や物語の主人公の出番だな。と思いながら周辺の片付けをする。ダンボールやシートをまとめておく。



「今日は、もう遅いし一回じゃ持ち帰れないから明日の仕事終わりにまた来て回収しよう。」



まだ諦めきれない気持ちに気付かないふりをして、何度も振り返りながら真琴はゆっくりと家路についた。




明日も朝から仕事だ。

ベットに入ると疲れからか、考える暇もなくすぐに寝ていた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ