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日常
小学生の頃に考えてた話を、急に思い出して書きました。
拙い文章ですが読んでもらえると嬉しいです。
カーテンの隙間から、チラチラと日が差して目が覚める。
今日も何気ない一日が始まる。
顔を洗い、化粧をして、歯磨きをする。朝ご飯は食べずに出勤。朝の流れは、何年も変わらない。鏡に映る少しシミが出来た顔は、年々疲れた人相になっている気がするが気付かない振りをする。
地方都市で、クワガタと一緒に暮らしている25歳。世に言う一般的な社会人。
それがわたし、小野真琴。
「とりあえず、仕事行きたくない」
「宝くじ当たれば良いのに、買ったことないけど」
「花金なんてシフト制には関係ないね」
考えてることも人並み
話しかけやすいと良く言われる
それだけが取り柄の20台後半
今日から世界が一変するなんて思いもしないそんないつも通りの朝だった。