主要人物紹介
神城拳(15)本作の主人公。私立虹色学園の1年2組の生徒。
素行の悪い不良少年で日々喧嘩やカツアゲに
明け暮れている札付きの悪。
実家は寺で父親はその住職を務めている。
やがては後継者になるはずだが全く興味を示さずに
自由奔放に生きている。
ある日、先祖代々行っている駆け込み寺として人々を助ける
家業の手助けをすれば月に3万円のお小遣いを渡すと父親の
仁に言われ、全ては金のために引き受ける。
その後は強引で破天荒なやり方で正面から
様々な問題に立ち向かっていく。
階堂姫子(15)私立虹色学園の1年2組の生徒でとある
事情で神城の実家に預けられる。
かなりの美少女であり、IQは130近い天才少女。
学力テストも常にトップで運動神経も抜群のまさに完璧人。
性格はかなりクールでかなりドライ。
その反面、人と関わることを忌み嫌い、
孤独で生きる事を常に好んでいる。
そのため、相手が誰であろうとも敬語で話す。
またある障害を抱えていて、感情の起伏が少なかったり、
他人への思いやりがあまり無かったり共感するも滅多に無い。
後に神城と共に駆け込み寺の一員として活動する。
桜田詩織(15)1年2組の生徒で神城の幼馴染。
神城とは約5年ぶりに再会をする。
所謂「ギャル」で口うるさく騒がしい性格である。
そしていつも前向きで明るい。
自らを清楚系ギャルと称していて顔立ちもかなり整っていて、
男子生徒からの人気も高い。
だが実際はピュアで乙女な一面を持ち、根は心優しい。
また母性が強くよく他人にお節介をしてしまう。
学力はあまり良くないが家庭科は大の得意分野。
興味本位で神城の駆け込み寺としての活動に
参加していく。
大崎誠(15)1年3組の生徒。
昔からボクシング一筋でよくよく熱血馬鹿と周りから言われている。
基本的に直感的に熱くなりやすく突っ走るが、
情に厚く、兄貴分の様な一面を持つ。
ボクシングに真剣に励む反面で学校を仕切る事も
目標としていて自分の派閥を結成する。
そのため喧嘩の強い神城を見込み、
次第に神城のことを気に入り「兄弟」と呼ぶ様になり、
勝手に兄弟分として認める。
白鳥司(15)1年2組の学級委員。
かなりの美男子であり、少し日本人離れしている顔立ち
をしていて女子からの人気はかなりのもの。
学力も常に上位でおまけに運動神経も抜群で
水泳では全国大会に出場する程のレベルである。
生まれながらのエリートと周りから言われている。
学力や運動神経は優れているものの、
決して真面目な性格ではなく活発で仲間思いな
クラスのリーダー格。
寺内信司(15)1年2組の生徒。気弱で逃げ腰な性格から
クラスではいじめにあっている。
そのために入学してから一週間も経たないうちに
不登校児となる。
パソコンやゲームは大の得意であり、
機械関係の操作も抜群である。
弱い自分をいつも自己嫌悪していて、自分の
存在意義を感じれずにいる。
宮坂晶(15)1年2組の副学級委員で女子のリーダー格。
ヤンキー気質のある美少女で男勝りで気が強い。
信じた人間に対しては強い仲間意識を抱く。
容姿端麗であるがその気質と性格から
男子からも怖がられている。
神城や姫子に対しては何かと苛立ち、好戦的な態度を取る。
竹内先生(45)私立虹色学園の体育教師兼生活指導担当。
かなりの強面であるが古き良き熱血教師であり、
生徒たちには正面からぶつかっていく。
しかしそれが故に今の生徒たちからはウザイと思われたり、
鬱陶しいと思われている。
また意外にも涙もろい。
佐伯さん(23)町の新米警察官。町のヒーローになる事を
夢見ていて、必死に日々勤務に取り掛かっている。
基本的には頼りやすい性格であり親しみやすい。
しかしかつては不良少年であり、結構悪いことをしたとも語る。
神城らに対してはシンパシーの様なものを感じていて、
暖かく見守りつつもアドバイスや助言などを行う。
坂上涼子(23)私立虹色学園1年2組担任
教師生活二年目であるが情熱と絶対に曲げない信念と
教育ポリシーを持っていて、例え相手が上の立場であろうとも
おかしい事はおかしいと言い切る性格。
だが基本的には物事を荒立てずに冷静に話し合う。
神城らを暖かく見守る。
神城仁(48)神城の父親で寺の住職。
基本的には生真面目で物静かな性格であるが
実際は人格者で困っている人々を見捨てられない。
義理人情に厚く、駆け込み寺の主として日々、
人々を助けている。