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2 俺の集中力。

 読者の皆様更新遅れてどうもすいません(_ _)何か自分の調子が戻ったと思ったらPCの調子が……PCよ、一体私が何をしたと言うのだ(泣)!!


 では本編をどぞ!


 食事は……次から俺が作ろうと思います、ハイ。


 いや、別にそこまで味付け自体は酷くはないよ?作ってくれたのが美女メイドさんだし嬉しいし。だけど…やっぱり自分で作った方がいいと思った。


 だって彼女の作る料理は何て言うの?全体的に油が多いんだよな……


 サラダのドレッシングは何かギトギトしていたし、スープも油浮いていたし……極め付けにバターの代わりにラードが置いてあった件…


 ああ魚のムニエル?アレはムニエルって言うより焦げ目付きの魚を油に漬けにしたナニかって言うべきだろうな………


「……申し訳御座いません。」


「いいよ、只の好みってことも有るし、それに人には得手不得手が有って当然だからね!」


 大体俺結構料理は好きだったからいい。俺の家族も結構こだわりが有った…特に爺ちゃんはこんな格言を残して逝った。


 食べる事は生きる事!即ち人生成り!!(by 爺ちゃん)


 ちなみに爺ちゃんは交通事故ではなく……大福餅を頬張り過ぎて昇天した…苦しいはずなのに何処か幸せそうな最期だったのを良く覚えている。


 まあそんな分けで暫定料理人に成りました!!


……………………………………………


 所変わって現在地下の訓練場。


 灰色の壁に上下左右が囲まれ、奥の方は何処までも続く様な暗闇が広がって居るここは……洞窟の中。


 屋敷は山の中腹に当たる位置、特に崖になっている所の高台に存在している。更に言うなら岩盤をそのままくり抜いて作った造りになっている。


 …そんな風に実際謎VRを見せながらベラさんが説明してくれた。多分魔術使っているのだと思うが…後で聞いて見るか。


 さて、そんな分けで前所有者の祖先は山の中腹辺りに有る崖を掘って城を築き……その最中に洞窟を見つけたらしい。そして洞窟の様子を見て、訓練場や戦と成った時のシェルターとして等色々用途が有る事に気付き、色々整備してくれていた。


 洞窟…と名ばかりなここは正しく“訓練場”。


 灰色の壁・床・天井は全部コンクリート?で舗装された事が感触から分かる…ひんやりしており表面がある程度滑らかで一定になっている。


 そして、これが特に重要何だが……何故か天井に質素だが立派なシャンデリアが飾ってあり、同時に壁には光源が有る。


 それにしてもこの光……LEDライトか?


 蛍光灯っぽい白い光に、何処か懐かしい感覚がするが…イヤイヤ、そんなはずは無いだろうが?!


 だってここ科学遅れているらしいし??!“電磁波”とかの知識も知らないって言われたからな、ベラに!!!


 ……そんな分けで、気になったので光源に近付いて見て見ると…………何故か光源が揺れていた。


 気になったので、結局暴露してみた所……


蛍白灯:亡国ガリスシンシア学術大国の遺産。当時の物理学者が工学者や魔道具学者と共闘して作り上げたアイテムの1つ。使われているエネルギー媒体は現在では謎とされている“電気”と言われているもの。更にこれ単体では動かず、“電気”を作る魔導装置等が必要とされている。このバージョンは亡国前の最高傑作で、現段階では世界でも希少とされているので、価値は付かない。


 ………とんでもない物だった。


 つか、これだけ凄いもの創れたって事は相当分名が進んでいたはずだ…一体何が有って“亡国”になった?!


 それにしても電気を生み出す魔導装置か……地球に有れば石油枯渇問題とか大気汚染に悩まされずに済むと思うが…つか、各国にバカ売れするだろうな。


 特に日本では是非欲しいね。石油の輸入が無くなれば多分日本の借金は数年で返せるんだろうな……つか、戦争が減ってくれればいいと思う。


 と、まああり得ない事を色々想像してしまった。


 さて。こんな面白い物が有るなら、漢ならやる事は1つ!!


 ………解体してみよう!


 そんな分けで、隆司君イッキまぁ〜ス!!!!!


………………………………………………


 鍛錬は後でやる事にして、取り敢えず1つだけばらしてみた所……分かった事が有った。


 多分これ、素材さえ有れば俺なら創れるだろうな……


 理由だけど………俺の能力がハイスペック過ぎた…主に種族固有能力の“魔人”の項目って…


 何このぶっ壊れスペック……


 いやね、多分地球の技術者全員泣くよ?つか、多分無く前に怒るかもなぁ(遠い目)


 ……だってさ…だって自動で興味持った対象からデータとって解析してくれるんだよ?電子の動きまで肉眼で見えた時には驚愕したよ?!


 つか、驚愕通り越して呆れた……流石に一気にこの魔道具?の設計図とメカニズムが脳内へ映し出されたからね………


 まあ、嬉しいっちゃ嬉しいんだが………何が複雑な気分です…


 つか、マジでガリスシンシアの技術者の皆様…御免なさい(土下座)。


 まあそんな研究とか諸々を鼻で笑う様な能力でも、使える物はちゃんと使いますよ?


 そんな分けで草葉の影に居ると思われる技術屋さん達に合掌しながらそれっぽいものを創ってみました!!


 名付けて………魔導式スタンド一号!


 原料はベラさんに集めてもらった屑鉄と…ケイ素と空気で出来ちゃいました!!


 そうだな…形状はまんま地球で普通に売っている勉強机に設置するライトそのもの。ただ……リモコン操作?で動く様に足付けてみたんだが、結構これが面白い。


 うん、これ滅茶いい……つか、ベラさん凄い嵌っている…あ、右行ったら壁に……


 ガッシャン………パリン


「あ、あ〜……」


 項垂れるベラさん…


「ああちょっと強度が足らなかったみたいだから、創り直すよ。」


「…申し訳…」


「いいよ、それより何か身体が訛っている感じがするから研究はこの辺にして、鍛錬して来るから!その前にベラさんの淹れるお茶が呑みたいんだけど、いい?」


 頭を撫でながらそう言うと、彼女は少し頬を染めながら頭を上げた。


「…ハイ、かしこまりました。後、軽食を御持ちしても宜しいでしょうか?」


「え?もうそんな時間?!」


 さっき朝食べたばかりだったはずだけど?


「いえ、あの、大変申し上げにくい事なのですが………









 隆司様、此方に来てから今日で3日目で御座います。」


「?!……………Orz」


 ……………二度ある事は三度あるって言うから今度は気を付けよう。



 次回も宜しく御願い致します。

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