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3 俺の日常生活が……。

 読者の皆様、更新遅れて申し訳御座いません(_ _)PCの調子が悪くて……マジで我が相棒よ、私が何をしたと言うのだ(泣)!!!


 さて、今回はベラさん盛大に光の教会をディスります。それでは本編をどぞ!


 


 さて、異世界様式の非常にエコな電球を弄って3日…今、俺は粥を啜っている。つってもパンのミルク粥だが………ああ、ちなみに自作ね。それにしても……


 あ〜米喰いて〜!!!


 今なら分かる…ドリ○ターズの信長の気持ちが………つか、あの漫画シーンで爆笑したけど今は笑えない。


 でも俺ってやっぱり何処まで行っても日本人なんだなぁ〜


…………………………………………


 さて、ここで少しだけ異世界における生活の不便さを紹介しようと思う。


 まあまずは、当然ながらガス・電気・水道が通っていない件。


 うん、これは仕方が無いと思う…あ、家の電球は例外。アレはだってアーティファクトだから。


 そう、貴族とか豪商等の金と権力持っている連中は、そう言ったアーティファクトと呼ばれる所詮便利グッツを使って優雅に生活している。ちなみに大体使われるエネルギー媒体は魔物の持っている魔石や自分の魔力らしい。


 現に、今俺の住んでいる家にはそう言った家具が一応揃っている。例えば自分の魔力を通せば炎が灯るコンロとか、魔石を入れると水が出て来る水筒とか。


 まあ他にも色々有るんだが、はっきり言おう。地球、こと日本にこれらの製品をビッ○やヨド○シに持って行けば分かることだが、性能が悪過ぎ。


 例えばコンロだが、火の調節が出来ないので結構危ない。水の出る水筒は、時折水が濁っている上酸っぱい。つか、加熱無しではそもそも呑めない。そして………


「……これは流石に…」


 トイレがボットン式だってことは何となく予想していたが…流石にこれは無いと思う。


 だってさ、ここ屋外ですよ?屋根無しですよ?


 うん、忘れていたよ。中世ヨーロッパって野糞O.K.だったわ…まあ、一応“厠”として場所が設置されているだけでもマシ何だろうけどね………でもさ、流石にこの排出物が消えるって言うのはね…


「何処に消えたんだよ……」


 空間属性の魔術を組み込んで創ったらしいこの無駄に高性能な……ウ○コ輸送機?


 うん、我ながら安直過ぎるネーミングだな……


 ともかく、トイレ行きたいって行ったら笑顔でベラさんにこれ渡されたんだわ…取説と一緒に。


 まあでも、一言言わせてくれ………何か使い方が間違っている気がするんだが?それにマジで何処に消えたのか滅茶気になるって…だって人ン家の屋根の上とかだったらどうするよ?


 ちなみにこの魔道具は当然アーティファクトの1つで、一般的ではないので城の外は大体野糞です…今度簡易式トイレ作ろう……


 ああそれともう1つ。実はここってトイレットペーパー的なモノが御座いません。え?そのまま放置?するわけないじゃないですか、ヤダ〜……魔術に何かクリーンとか言うのが有るので、それを使って奇麗にしていますよ。


 それにそもそも水道とか通ってないから蛇口も無ければ当然風呂も無いからね……アーティファクトで金持ちは代用しているけど宿とかには無いそうだ…普段は井戸水で水浴びらしい。


 ああこの城は風呂が有るので、利用させてもらう予定です。


 まあでも、この世界の連中がどこまで清潔に出来ているか疑問では有るかな………科学的な文明が進んでいないから“雑菌”とかに関して知識持っている人も少ないと考えられるしね。


 まあ、そんな不便極まる世界に来てしまった訳です。ハイ。


…………………………(ベラドナ)………………………


 やはりこの世界の魔道具は最高峰の物であってもリュウジ様にとっては不便ですか………でもこれは仕方が無い事ですね。


 リュウジ様の故郷は相当文明の発達した国だったそうですね…〇〇様に見せて頂いた記憶で知っています。


 奇麗に整備された道路とその上を自動で動く“車”と呼ばれる鋼鉄の箱。家並みもまた美しく、生活に便利な機器が揃っている。


 極め付けはあの安全性でしょうか?


 この世界には当然安全を保証する様な組織は御座いません。あってもせいぜい自警団等。


 魔物も出ますし、病魔や強い種族も多いです。それらによって怪我等しても、保険も救急車も無いこの世界。治療料金の高い病院にかかれる程の金持ちだとしても、病院は数カ所にしかない為辿り着く前に死ぬこともあり得るでしょう。


 ここは、そんな命の軽い世界です。


 しかし、何より危ないのは人間でしょう。特に“光の教会”何て呼ばれている人類至上主義の教会の連中。


 確か、地球で言う所の選民思想でしたっけ?それも持っており、全面に出していますね。


 そもそも宗教とは大勢の人の精神を救うために作った場合が多いはずです。地球においても同じことが言えます。


 それなのに“他者”を傷付けてどうするのでしょうね?


 救う?そんなことせず、ただただ人々を堕落させている、の間違いでは?『他人とはボクは違う、ボクは偉いんだゾ〜!』等と思っている訳ですよ?


 正直いい大人がそんなことしていると、厨二病の痛々しい人に見えますよね?


 その上その思想?とも呼べない幼稚で理不尽な感情論を他人に押しつけ、受け入れなければ排除ですか……………子供ですか?


 きっと教祖的な人も草葉の陰で泣いているのでしょうね…そんな風に人を苦しめたかった訳では無いって。


 別に否定も肯定もしませんが、人に押し付けるものではないと思います。大体押し売りして信者を増やした所でそんな強引な教え等信じないでしょうし、只組織の腐敗が進むだけだと思うのですがね……


 あ、既に腐っていますか。


 再度言いますが、別に信仰を否定も肯定もしません。心の弱い方は行きて行く為に心の支えが必要不可欠でしょうから。ですが、他人に迷惑がかからない様に最低限した上で、心の中で祈っていればいいと思います?


 そんないつも信仰至上主義で居なければ見捨てる様な存在ならば、信仰の対象としては失格もいい所でしょうね。懐が狭いので誰も救えないでしょうから。


 少なくとも私自信やリュウジ様には絶対そんな宗教は近づけたくもないです。


 まあでもそうは言っても現に狂信者が現在この世界では暴れているそうですからね……本当にいい迷惑です。


 だからこそ私が配下と共にリュウジ様を御守りします。


 リュウジ様は私等と比べられ無い程強大な戦闘力をお持ちですが、如何せんまだこの世界の常識等に疎く、またお人好しな面が御座いますので多分様々な危険が降り掛かって来るでしょう。


 ですが、向かって来る火の粉は私と配下共が全て(・・)文字通り払いましょう。皆、殺る気満々です。


 だから、旅に出ても安全性だけはちゃんと確保出来ると思います…私共だけでも戦力としては一国普通に潰せますからね(黒笑)。


 リュウジ様に限りましては……多分世界そのものを壊せるのでしょうね。


 だって…この世界の創設者と同じ能力をお持ちの様ですからね…本人に寄りますと。


 さて、リュウジ様が湯浴みをなされている間に使われる教材を書庫から出して置きますか。


 次回も更新送れると思いますが、宜しく御願い致します。

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