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ラグナロク  作者: シーサーキングJr.


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1/1

1ラグナロクの世界

2200年フルダイブ型MMO RPG「ラグナロク」が発売開始して5年俺、佐々木一馬《ささきかずま》はゲーム内ではディアブロとして活動していた。このラグナロクの特徴はプレイヤー本人の種族が200種類以上あってその中で人間種は最弱と言われていた、例えば獣人種は筋力が他の種族よりも高く種族特性で獣化の魔法が使える。他にもエルフは魔法特化で魔法を使うのに必要なステータスMP「マジックポイント」が他の種族より多いしレベルアップ時の上昇率が多い種族特性で通常の魔法より強力な精霊魔法というものが使える。それに比べ人間種は種族特性がないそれにレベルアップ時のステータスの上昇率も他の種族に比べ低いそのためプレイヤーからは劣等主と呼ばれていた。二つ目の特徴はゲーム開始時ラグナロクに存在する国の中からひとつ選びその国所属の冒険者としてレベルを上げ魔王を討伐を目指すというものだった。三つ目はプレイヤー自身が仲間になるNPC(ノンプレイヤーキャラ)を作れるというものだった。これはプレイヤーが選んだキャラ以外の種族のNPCも制作可能なため一度作ったキャラを変更できないプレイヤにとっては人間種を選んでもある程度は戦える。

そのゲームで俺は人間種で人間国家セブンブレイズ王国を選んだこのセブンブレイズ王国は七人の英雄が建国した王国でラグナロクに存在する国の中では最大の領土を持っていた。

劣等種と言われる人間種を選んだことで他のプレイヤーから相手にしてもらえずプレイヤー同士が作るコミュニティであるギルドに入れてもらえずソロプレイヤーとして活動するしかなかった。

それから5年後ディアブロはソロプレイヤー最強と言われるようになった。それは課金アイテムやゲーム内で行われたイベントのランキング1位のボーナスアイテムのおかげだった。そして先日魔王討伐を成し遂げた。その際ゲーム運営から魔王討伐報酬としてセブンブレイズ王国の王城をギルドハウスとしてもらった。魔王討伐の二日後新たな種族の追加や空を飛ぶ新都市の追加の通知が来たかと思ったら突如ラグナロクサービス終了のお知らせが来た。

サービス終了当日運営から貰ったギルドハウスである王城の玉座に座りながらサービス終了を待っていた。

「クソが人が蔑まれながら五年間必死にやってやっとソロで魔王を討伐して今まで人間種なんて劣等種だと言っていたプレイヤーを見返せてここからだって時にいきなりサービス終了なんてふざけるなこうなれば嫌がらせだ。」

俺は全体チャットを開きひとつのメッセージを書いた。

(俺ディアブロは全世界に戦線布告をする。魔王を討伐した俺の力を思い知らせてやる)

メッセージを打ち込んだあと作成したNPCの軍団にゲームシステムから命令した全軍出撃準備をしろ。そう命令した直後サービス終了の時間になり目の前が真っ白になった。五年間必死にやり込んだラグナロクが終わった。

気がつくと荒れた荒野にいた雷が数多に降り注ぐそこは見覚えがあったここはかつて魔王城があった場所だしかし魔王討伐の際の戦闘により崩壊していた。かつて多くの魔族がいたが今は草ひとつ生えていなかった。この崩壊した魔王城をしばらく眺めていてふと我に帰りログアウトしようとゲームシステムを起動しようとしたがシステムが起動しなかった。とりあえず拠点のセブンブレイズ王国の王城に行くため転移魔法を使おうとしたが使えなかった。

とりあえず転移魔法を使える人を探すため魔王城跡地を離れしばらく歩いていた時大きな湖があったそこを除くこんだ時そこに写り込んだ顔を見て驚いたそこに写っていたのは自分が作ったキャラではなく全く知らない顔だった。しかもこれは告知であった追加された新種族神族だった。

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