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Our Story  作者: NeRix
風の章 第五部
273/481

第二百六十二話 歪んだ愛【ハリス】

 ニルス様もステラ様もいた上での敗走・・・気に入らない。

自分の思い通りにならないことが、ここまで感情を揺らしたのは初めてだ。


 『私は一人・・・なので、あなたたちが従うように先手を打っただけです。だがギリギリだった・・・ふふ、ここに来るのがあと一日・・・たったの一日早ければ防げたのですが・・・残念でしたね』

私は計画を阻止できた・・・。

 『戦場・・・これから行くの?』

『いえ、ニルス様が必要なので今日は行きませんよ。それに、一度メルダ様に報告を入れてからにするつもりです』

気が緩んでいた。

きのう行っていれば・・・。


 ・・・落ち着かなければいけない。

友の子が壊れてしまわないように・・・。

私の中で、幸福でいなければならない存在・・・。



 「ミランダ様・・・起きてください」

私は暗い部屋の中で彼女を揺すった。

精霊の目のおかげで、大きな口を開けている顔がよく見える。


 「ん・・・ハリス・・・戻ったの?」

「お話があります・・・ルージュ様を起こさぬようにベッドを出てください」

「なんか・・・暗いね」

「部屋が暗いだけですよ。・・・さあ、行きましょう」

私はミランダ様の手を引いて部屋を出た。

もう一つあるかわいらしい寝顔は、まだこのままにしておくつもりだ。

 「会議室で・・・みなさんが待っています」

「・・・」

ミランダ様はなにも言わない。

私の雰囲気で、事態が進展していないことを察してくれたのだろう。



 「・・・お待たせしました。全員カゲロウ様から記憶は受け取りましたか?」

室内を見渡しながら、そこにいたすべての者に問いかけた。

だが・・・答える者はいない。

 「受け取ったようですね・・・」

誰も声を出さないつもりか・・・。


 「・・・そいつだけにはやってない」

ニルス様が気怠そうにジナスを指さした。

声を出してくれたのはいいが・・・態度が悪すぎる。

 「剣を手放すのは・・・珍しいですね」

「縮んでいた時はずっとそうだったよ・・・」

椅子には浅く座り、背もたれに大きく体を預けていた。

 「それに・・・コトノハの椅子になってるしな」

「暖かい愛を感じますので・・・。ニルス様も触れていた方が・・・」

「武器・・・今は触りたくない」

大切な剣たちはテーブルの上に置かれている。

コトノハが上に乗っていることも気にしていない・・・。


 「なにが・・・あったの?・・・ジェイスは?」

ミランダ様が声を出した。

沈黙が辛かったのだろう。

 「・・・カゲロウ様、ミランダ様にも記憶を」

「はい・・・」

すべて知ってもらおう。

語るのは疲れる・・・。



 ミランダ様にも記憶を渡し、空いている椅子に座らせた。

全員黙っているので、私が進めるしかないようだ。


 「さて・・・話をまとめなければいけません。まず、人間の王には報告をする必要があります」

苛立った顔が多いが、それはこちらも同じだ。

そろそろ声くらい出していただきたい。


 「・・・ハリス、状況がわからない。誰か私にも記憶をよこせ」

ジナスが目を細めた。

 「・・・話してくれる分、ジナス様の方が前向きですね。知恵を貸していただけるのであれば渡しますよ」

「いいだろう。ここにいる精霊よりは役に立つ自信がある。・・・オーゼ、よこせ」

「・・・」

オーゼ様は無表情で立ち上がり、ジナスに触れた。

 知識に関しては信頼しているようだ。

私も・・・頼ることにしよう。



 「ふふふ・・・いいな。その場で見たかったぞ」

ジナス様は記憶を受け取ると笑い出した。

私もその立場がいい・・・。


 「カゲロウ、よく育てた。いい戦士だ」

「育てたのは私ではありません・・・」

「ああそうだったな。・・・どうしたお前たち、楽しくなってきたんだぞ?」

「・・・」

シロ様の手が動いた。

煽り過ぎだ・・・。

 「それ以上笑ったら・・・消す」

室内に凍てつく冷気が集まり、無数のつららがジナス様を囲んだ。

口には出せないがやめていただきたい・・・。


 「なら解決策を言ってみろ。黙っていてなにか変わるのか?」

「・・・」

「祈っているだけの愚か者たちと同じだな。王なら導けよ・・・」

「・・・」

冷気が強まっていく・・・。

これでは話し合いにならない。

 「シロ、消してくれ・・・寒いよ・・・」

「ニルス・・・ごめん・・・」

「・・・」

静かにしてはいたが、一番心が乱れているのはやはりニルス様のようだ。

ステラ様が隣で安らぎの魔法をかけてはいるが、まだ嵐は続いているらしい。


 「お前たちは何を悩んでいる?あの状態ならジェイスを連れてくることができただろ」

それでもジナス様は煽るのをやめない。

記憶を渡すべきではなかったか・・・。

 「・・・オーゼ、記憶は全部渡したのか?」

ニルス様が呟いた。

そろそろ危険だ・・・。


 「渡したわ・・・」

「そうか・・・狂ってんのかお前は?」

「それはお前だろ?奴をここに運んでいれば、今ごろアリシアは解放されていたぞ」

ジナス様はこの場を楽しんでいる。

これ以上ニルス様を刺激しないでいただきたい・・・。

 「ジナス様、彼にはたくさんの命が握られています。従うしかなかったのです」

「命か・・・流してしまえ。アリシアを解放したのちにカゲロウが黒煙を払っていき、降り注いだ黒煙の蛇を精霊が消して回ればいいだろう。ああ・・・胎動の剣でもできるな。ニルスも旅をしながらそうすればいい」

「できるわけがないだろ!!これ以上ふざけたことを抜かすな!!」

ニルス様がテーブルを殴った。

さすがに無理だったか・・・。


 「・・・ニルス、私はふざけていない。早く解決したいのであればそれが最善だったのだ」

ジナス様の言いたいことはわかる。

 黒煙の元であるジェイスが存在する限りは戦わなければならない。

ここで多くの犠牲を出してでも・・・それも一つの方法ではあるのだ。


 「どうせ誰も話さないのだ。もっと私の考えを述べてもいいのだぞ」

「・・・犠牲は出せない」

「甘いなニルス、無理だ。あそこまで命を作っている以上、女神への相談はできない。ふふ、怒り狂うだろうからな。また世界が沈めば、今言った以上の犠牲が出る・・・どっちが少ないかはわかるだろ?」

私もジナス様の考えは頭をよぎったが・・・そこまでの命を背負う覚悟は無い・・・。

 「お前には聞いてない・・・。みんな、なにかいい方法はないか?」

ニルス様の問いは全員聞こえてはいるが、答えを持つ者はいないだろう。



 声は生まれず、どのくらい経ったか・・・。

困ってしまった・・・。


 「・・・他に方法は無いようだな。今から戦場に戻れ、眠っているのなら簡単だろ?」

ジナス様が話を進めてくれた。

だが・・・それ以外がいいのだ。


 「ジナス様・・・ニルス様の仰るように犠牲が出ないようにはできませんか?」

「お前は私と同じ意見だと思っていたが違うのか?リラとの子、そのために世界を沈めた。なんとも思っていないじゃないか」

そう、なんとも思ってはいない・・・。

 あの時はリラさん以外に興味は無かった。

だが今は違う、大切な存在が多くいるこの世界に意味がある。


 「あの頃に後悔はありませんが、今は失いたくないのです」

「ならお前も進行で逃げずに意見を出せ。上から見られているようで不快だ」

「厳しい方ですね・・・」

「私を悪者にしても解決しないぞ。生ぬるい考えを捨てろ、すべては救えないのだ」

他に方法が見つからない。

 誰も口にしないのは、それを背負う覚悟が無いだけ・・・。

ただ、それだけ・・・。


 「私は真実しか言わないぞ。ジェイスは戦場にしか興味が無い。すなわち、なにか他のものでの交渉は聞き入れないだろう。・・・なあニルス、対峙してわかっただろ?」

「・・・その通りだよジナス。あいつは・・・欲しいものなんて無いんだ・・・」

「以前のカゲロウに執着はあったようだが、アリシアに負け・・・私に還ってしまったからな」

「・・・」

カゲロウは目を伏せた。

自分ではないのに責任を感じているのだろうか?


 「あのー・・・黒煙は上空にあるんですよね?」

リラさんが手を挙げた。

なんとか雰囲気を変えようと精一杯明るい声を出してくれている。

 「蛇が降ってきても、みんなで守護を張ればいいんじゃないですか?大きな傘を作るんです」

「そっか、弾かれたのをみんなで消していけばいい。じゃあチルが結界を張ってあげる」

いい案ではある。

しかし、それは実現できない。


 「リラさん、二十の地域をすべて守れますか?」

「う・・・それは無理・・・」

「そうなのです。精霊の数が多ければとてもいい案なのですが、七名では守り切れません」

「あんたが悪いんだよ・・・」

チル様は口を尖らせてジナスを睨んだ。

今の策ができない原因だ。

 「・・・問題をすり替えるな。だが、今のように浮かんだことを全員口に出せ。話が進むだろ?」

ジナス様のねらいがわかった気がした。

ただ煽っていただけではないようだ。


 「はいはーい、なんもできないように氷の棺は?で、その隙にカゲロウ連れて一つずつ黒煙を消していこう」

今度はミランダ様が手を挙げた。

 「ジナス様、どうでしょう?私はいい考えだと思います」

そう、なんでもいいのだ。

どこかに解決の糸口がある。


 「黒煙とジェイスが繋がっているのは真実なんだろ?だから念じれば蛇を降らせることができる」

「で?」

「氷の棺はすべてを止める。黒煙への意識が止まった時にどうなるかはわからない。つまり、賭けだな」

「ちっ・・・」

ミランダ様は腕を組んで目を閉じた。

 安全が保証されないのであればできない。

ただ、記憶はしておこう。



 いくつか意見が出たが、これだというものは無く・・・また誰も声を出さなくなった。

この沈黙が辛い・・・。


 「ニルス、なにか考えはないのか?」

ジナス様はすかさずお気に入りをからかいだした。

たしかにニルス様はまだ意見を出していない。

 「・・・ずいぶん楽しそうだな。お前にオレの気持ちがわかるか?」

「他の者は知らないがお前の考えはわかる。共にいたからな」

「ジナス、これ以上ニルスを刺激しないでちょうだい。ここは争うのではなく、策を考える場でしょう?」

ステラ様が止めてくれた。

いつもの笑顔はどこかへ行ってしまったようだ。

 

 「・・・勝ち続けるしか無い・・・戦えばいいだけだ」

ニルス様が目を閉じた。

いい案が無い中、一人で考えていたのか・・・。

 「ニルス・・・」

「オレに他の策は思い浮かばない。ジェイスは勝てば黒煙を減らすと言った。数は二十・・・半年に一度なら十年・・・こっちがずっと勝てばいい」

「だけど・・・」

「黒煙が無くなった時に捕らえる・・・そうするしかないだろ」

ニルス様の考えは、時間はかかるが最善の策。

 しかし、それはあなたがやりたくないことでもある。

だから他の方法を探さなければならないのだ。


 「ハリス、王に伝えてくれ。心配は・・・無いって・・・」

「ニルス様・・・」

希望が無いと諦めるのは早い。

だが、それを裏付けるものが無い・・・。

 「他の九人は・・・数合わせでいい。守りはするけど、死んでもいい犯罪者とかを連れて行く・・・」

「・・・本気ですか?」

「いいから伝えてくれ・・・オレが一人でやる・・・」

ニルス様は泣いていた。

 以前に見た悔し涙とは違う。

感情が複雑に絡まり、もうどうしようもないのだ。

そして、自分にできることをやるしかないという諦めも含んでいる。


 「まだ・・・旅はできそうもないな・・・。ステラ、ミランダ、シロ・・・十年・・・待っててくれ・・・」

「・・・」「・・・」「・・・」

かける言葉は誰も持っていない。

 ここで必要なのは慰めではないと誰もがわかっている。

そして他に打開策がない以上、これしか方法がないのだ。


 「泣くなよニルス、そんなこと欠片も思っていないだろ?」

「・・・」

ニルス様は立ち上がり、ジナス様に近付いた。

・・・今ので線が切れたようだ。


 「そうだ!!なんでまた生き死にの戦いをしなきゃならないんだ!!」

溜まっていたものを吐き出す相手・・・それは元凶しかいなかった。

 言ったからどうにかなるわけではない。

だが、心を保つためにそうするしかないのだろう。

 「お前を倒して戦場は終わりじゃなかったのか!!もうおかしくなってしまいそうだよ!!!」

「大丈夫だニルス、仲間やルージュがいるだろ?まだ誰も欠けていない・・・それだけでお前は戦えるはずだ」

「・・・」

ニルス様の熱が一気に冷めていくのがわかった。

おそらく妹の名前・・・ずっと心を見てきただけはある。


 「ルージュ・・・ルージュには・・・なんて言えばいいんだ・・・。あの子は・・・関係無いじゃないか・・・」

その存在があるから心を保てていた。

だが、今回は少しだけ様子が違うようだ。

 「・・・お前もそうだったな。なんで・・・巻き込むんだよ・・・」

「その方が強くなれるだろ?戦う理由があってよかったじゃないか」

ジナス様は何を考えているのだろう?

これ以上ニルス様の胸を打てば、壊れてしまう・・・。


 「ニルス・・・まだ時間はある」

「そうだよ、だからもっとみんなで考えようよ」

シロ様とミランダ様が立ち上がった。

・・・抑えられるだろうか。

 「悲しみはオレが飛ばす・・・もう決めたんだ。誰も口出しするな・・・」

ダメだったか。

今は仲間の言葉でさえも聞きたくないのだろう。

 おそらく、嫌々戦場に出ていた頃と同じ状態だ。

違うのは、逃げる場所が無いこと・・・。


 「オレの意見は出した。あとは・・・好きにすればいい」

「ニルス・・・」

「ステラ・・・ごめん」

駆け寄ったステラ様を精一杯優しく振りほどき、ニルス様は扉へ向かった。剣・・・父も置いていくのか・・・。



 「・・・ルージュ」

「・・・」

部屋の中全体が凍り付いたようだった。

 薬を薄くし過ぎたのか、それとも女神の血はそういうものに抵抗があるのか・・・。

いずれにしてもミランダ様がいないことで不安になり、起き出してここまで来た・・・そんなところだ。


 「あの・・・わたしは・・・」

「君はなにも心配するな・・・何とかするって約束しただろ?・・・明日はテーゼに帰って・・・ヴィクターや友達と出かけるといい・・・」

ニルス様は風のように走り去った。

 「・・・」「・・・」「・・・」

同時にミランダ様、シロ様、ステラ様の三人が風を追い、無言で部屋を飛び出していく。

かける言葉は無い・・・だから、ただ寄り添ってあげるのだろう。


 誰でもいいわけではない、あなたたちにしかできないことだ。

任せるしかないですね・・・。

 「・・・」

ルージュ様は追いかけなかった。

頼れる方が涙を流していたことが衝撃だったのだろう。



 「・・・」

ルージュ様はニルス様のいた椅子に座った。

そこには兄の温もりが残っている。


 「・・・ルージュ、いつ起きたの?」

オーゼ様は手を握ってあげている。

安らぎの魔法・・・なんとか落ち着いていただければいい。

 「ミランダさんが部屋の扉を閉めた時に・・・」

「最初から聞いていたのね・・・」

「はい・・・」

私も隣へ行こう。

できるかはわからないが、支えなければならない。


 「カゲロウ、ルージュにも記憶を渡せ。もう隠すことはないだろう」

イナズマ様が腕を組み直した。

・・・その通りだ。

 「はい・・・」

もう知ってもらうしかない。

今のやり取りを聞いていたのであれば、ニルス様へ負担をかけないように努めてくれるだろう。



 「剣の手入れも、輝石の紐も、あのお薬も・・・そのためだったんですね・・・」

ルージュ様はすべてを知った。

だが怒っている様子は無い。


 「ごめんねルージュ・・・あなたが寝ている間にすべて終わらせようとしていたの・・・」

「謝らないでください・・・。わたしは・・・行っても役には立てませんし・・・」

ルージュ様は拳を強く握った。

 ・・・出発の前に知っていたら「自分も行く」と騒いだだろう。

まあ、あのニルス様を見れば不満など出てくるはずが無い。


 「ジナスさん・・・どうしてニルス様を追い込んだんですか・・・」

ルージュ様はジナス様を見つめた。

感情的になっているわけではない・・・単純な疑問だ。

 「好きだからだ」

「よくわからないです・・・。それは・・・愛ですか?」

「そういうことだな」

「歪んでいます・・・」

歪んだ愛・・・好きだから傷付けたいということなのだろうか?


 「お前が扉の外にいたのは愉快だったぞ。さらに絶望の底へ落とす・・・見たかった顔だ」

「ジナス、それ以上ニルスを侮辱するならその口を切り裂く・・・」

オーゼ様の目には怒りが滲んでいた。

 「・・・」「・・・」「・・・」

イナズマ様、チル様、メピル様も動きは無いが静かに怒っているようだ。

 「侮辱?救おうとしているんだ」

「救うですって・・・あなたは逆のことしている」

誰が見てもそうだ。

ニルス様の言ったように狂っているとしか思えない。


 「出て行くのは予想外だった。まだ大丈夫だと思ったんだがな」

「・・・なにが言いたいの?」

「もう一つ見たかった顔がある。・・・ここにいる全員がそう思うものだ」

「言ってごらんなさい。私が不快に思ったら言った通りに口を切り裂く」

オーゼ様は指先をジナス様へ向けた。

この空気は耐えがたい。

本当は手を取り合っていただきたいのに・・・。


 「絶望が希望に変わる・・・見たいだろ?」

ジナス様は、今日見た中で一番邪悪な顔をした。

だが、口にした言葉は・・・。

 「あなた・・・希望を持っているの?」

「追い込んだのはその顔が見たかったからだ」

「はっきり答えろ。お前はあいつを救えるのか?」

「ちゃんと言いなさい!」

室内の全員がジナス様の答えを待っている。

早くこの空気を換えていただきたい・・・。


 「・・・持っている。お前たちが承諾するかどうかだがな」

光を放つような言葉・・・。

凍りついたニルス様の心は、どうにかできるようだ。

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