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Our Story  作者: NeRix
風の章 第二部
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第百六十一話 叫び【ルージュ】

 ニルス様の弟子になったのは、悪い人をわたしが捕まえるため・・・。

いや・・・復讐のためだったんだけど・・・。

修行・・・気持ちいい・・・。


 剣を持っていると気持ちが昂って、体が熱くなる。

ニルス様に攻撃が当たると全身が甘く痺れるし、体が思った通りに動くと快感もあって、鍛えていくのが・・・楽しい。


 強くなれば、もっと・・・。



 「う・・・ちょっと待ってくれ・・・」

手合わせの真っ最中に、ニルス様がうずくまった。

あ・・・また脇腹かな?

 「だいじょ・・・」

近付いたわたしの顔に切っ先が向けられた。

これは・・・。


 「こういうことをする敵もいる」

「う・・・はい・・・」

教えてくれたのか・・・。

 「自分の負けだ。降参する・・・言葉で油断を誘う奴もいる。武器を向けてきた相手に、気を遣うことは一切しなくていい」

「わ、わかりました」

わたしはまだまだ甘いみたいだ・・・。



 西の空が薄紅色に染まってきている。

そろそろ今日の修行は終わりだ。

 太陽の高さや空の色で、なんとなく時間がわかるようになってきていた。

時の鐘が無くてもどうにかなるんだな。


 「今日は三回か・・・ケガと痛む場所は?」

「お腹と・・・太ももと腕です」

「腕を上げて・・・」

ニルス様が治癒をかけてくれた。

 修行が終わると必ずこうしてくれる。

だからおもいきり戦えるし、遠慮なく剣を振れる。


 「斬られたところよりも、蹴られたお腹の方が痛いです・・・」

「そうだな・・・オレに蹴られるなら斬られた方がマシだってみんな言ってたよ」

「でも、わたしには手を抜いてますよね?」

「成長に合わせてるんだ」

ぶつかっていくうちにわかってきた。

ニルス様はかなり手加減をしてくれている。


 みんなが強いって言ってた風神、その動きはまだ本当の姿じゃない。

早く見てみたい・・・思うと胸が高鳴る・・・。



 お風呂も夕食も済んで、わたしたちはベッドに入った。

安心できて、幸せな時間だ。


 「戦場がまだ続いていたら、わたしは戦士になれますか?」

「今のルージュじゃ無理だな。衰えてなければ、まだミランダの方がずっと強いよ」

ニルス様はいつもわたしとお喋りをしてくれる。

 旅の話はたくさん教えてくれた。

戦場の話もしてくれるけど、最後の戦い以外のことはあんまり教えてくれない。


 「それはそうですよ。シロだって、ミランダさんには敵わないって言ってました」

「それは意味が違うと思う。・・・戦いで言うなら、シロには誰も勝てないよ。一瞬で凍らされるからね」

「お母さんやニルス様でもですか?」

「なんでもありなら絶対に無理だ。優しいけど、一番怒らせちゃダメなのはシロだよ」

たしかに、あのつららと氷はどうしようもない。

敵には逃げられたけど、未知の力だったからだよね・・・。


 「じゃあ、わたしとお母さんはどのくらい差がありますか?」

他はどうなのか気になった。

 「・・・ここから南部の端まで」

「そうですよね・・・じゃあニルス様とお母さんの差はどれくらいですか?」

「このベッドからそこの扉まで」

すぐそこ・・・わたしには気の遠くなりそうな距離だ。

でも、いつか追いつきたい。


 「ニルス様はいつも余裕な感じですけど、恐いものってあるんですか?」

これも気になった。

風神にもそういうのがあるのかどうか・・・。

 「どうだろうな・・・昔は戦場が恐かったよ」

「え・・・そんなに強いのにですか?」

意外だ。でもこれは本当のことだと思う。

だから最後の戦場以外の話はあんまりしてくれないんだ。


 「・・・簡単に死ぬ仲間、断末魔、大地に喰われる死体、血の匂い・・・それに動じない人たち・・・みんな恐かったよ。今もそうだ・・・思い出すと震える」

わたしも寒気がして、もっとニルス様にしがみついた。

 戦場を語る人は英雄譚しか話さない。

セレシュのお父さんもそうだ・・・。



 「最後まで慣れなかった・・・。あそこの空気は受け付けない」

ニルス様が話してくれたのは、誰からも・・・お母さんからも聞いたことがない戦場だった。


 「戦ってると気が紛れるし、昂るんだ・・・。オレもみんなと一緒なんじゃないかって・・・それも恐かったな」

ニルス様の目には、戦場が異常な場所に見えたらしい。

敵はもちろんだけど、味方もみんないつもと違っていて・・・たしかに恐い・・・。

 「どうして・・・そんな思いをしてまで出ていたんですか?」

だから疑問が生まれた。

たしか待機の人たちもいて、直前でも辞退できたって聞いたことある。


 「・・・戦場以上に恐いものがあったんだ」

「それはなんですか?」

「・・・大切な人に見捨てられることだ」

見捨てられる・・・誰のことだろう?

 お母さん・・・なはずはない。そんなことしないもん。

じゃあ誰?大切な人・・・。


 「今だからわかるけど、その人は不器用だっただけ。そんなことはしない・・・でも、あの時はそうなると信じ込んでいた」

「その人に・・・聞いてみたりしなかったんですか?」

「言う通りだよ。聞けばよかったんだ・・・」

「わたしはできますよ。ニルス様・・・わたしを見捨てないでくださいね」

「ふふ・・・」

ニルス様は小さく笑って、わたしをもっとぎゅっとしてくれた。


 「オレが君を見捨てることは絶対無いよ。それは心配しなくていい」

どうしてこんなに安心するんだろう・・・。

それに、変な気持ちだ。

 「ニルス様は、大切な人からその言葉を聞けなかったんですね」

「確かめることをしなかったオレが悪い。子どもだったんだ・・・ルージュはあの時のオレより素直だね」

「えへへ、師匠から褒められるのは嬉しいです」

この気持ちはなんなんだろう・・・。


 『お兄ちゃんのお嫁さんになりたい』

ずっと想っていたはずなのに・・・なにか違う気がする。

弟子になってしまったから?


 ニルス様には相談できないし、ミランダさんが来たら話してみようかな・・・。

あと十日位でふた月、ハリスさんと一緒に来てくれるはずだ。



 「合格だ。なんとか五回当てたな」

ニルス様が頭を撫でてくれた。

でも・・・あんまり嬉しくない。


 「うーん・・・でもニルス様はそれでも倒れないですよね?」

課題は達成できたけど、納得のいく形ではなかった。

致命傷と呼べるものが一つも無かったからだ。


 「・・・弟子に負ける師匠がいるわけないだろ」

「それは・・・そうですけど」

「けど約束だ。少しだけ動きを見せてやろう」

あ・・・そうだった。

課題をやってきたのは、風神の動きを見せてもらうためだ。


 「まあ、参考にはならないと思うけど・・・」

「ちゃんと見ておきます」

戦いに関すること・・・大体真似できる。

見たら何度も練習するんだ。


 「寸前で止める。動くなよ・・・」

ニルス様が距離を取った。

七、八、九・・・あの長い脚で十歩の距離・・・。


 「そんなに離れるんですか?」

「・・・一歩で詰める」

ニルス様が体勢を変えた・・・と思った瞬間、姿が消えた。

 え・・・来る?

思った時には、目の前に聖戦の剣が突き付けられていた。


 「どうだった?」

ニルス様の起こした風が、わたしの髪の毛をなびかせた。

嘘・・・なんにも見えない・・・。


 『えっとね・・・風みたいに速いんだ』

シロが言ってた通りだ。

お母さんは、どうやってこの人と戦っていたんだろう・・・。



 「下半身・・・全体的にだけど、足の指はかなり鍛えた」

ニルス様は速さの秘密を教えてくれた。

 そう言われても・・・どれだけ鍛えればいいんだろう?

ていうか、足運びとかもあるよね・・・。


 「お母さんが教えてくれたんですか?」

「いや、これはセイラさんからだ。あの人は、オレより静かで速いよ」

「セイラさん?でも・・・戦士でもないのに」

「運び屋は危ないことも多いからね。テッドさんに鍛えてもらったらしい」

ああ・・・そういえばテッドおじさんは元戦士だったって聞いたことある。じゃあセイラさんもお母さんと同じくらい強いのかな?


 「そしてこれは、君には教えてあげられない」

「え・・・どうしてですか?」

「誰にも伝えない、そういう約束をしているんだ」

「そうですか・・・」

本当は教えてほしかった。

 だけど、勝手に見て勝手に覚えるのは大丈夫だよね。

全然見えなかったけど・・・。


 「ルージュに合ってる戦い方でもない」

「そうなんですか?」

「明日からは・・・受け流しを教える」

「わかりました・・・」

とりあえず、そっちも覚えればいいか・・・。



 「じゃあ、カクと遊んできます」

朝を食べて、すぐに外に出た。

今日は空が暗い・・・。


 「遊びじゃなくて鍛錬だ。・・・それに雨が降るかもしれない、今日は早めに戻ってくること」

「はい。行くよカク」

「きゅっ」

ニルス様は、いつの間にか付いてこなくなっていた。

ふふふ、心配無いくらい体力が付いたってことだよね。


 

 「カク、今日から内緒で鍛錬したいんだ。いい?」

「きゅう」

森の中でカクに了解を取った。

 「ありがとう。もうちょっと広いとこ行こうか」

風が少しだけ強い、だけど森の中はそこまでじゃないな。


 『・・・足の指だ。オレは小指一本でどの方向でも跳べる。これ以上は言わない』

きのうの夜、もう一度聞いたら教えてくれた。

 『今から鍛えるよりも受け流しを覚えた方がいい』

っても言われたけど・・・風神の動きの方が魅力的だ。



 「いたた・・・」

試しに靴を脱いで、足の指で立つことからやってみた。

 ・・・全然できない、先は長そうだ。

まずは木を支えに少しずつ慣らしていかないとダメか。


 「きゅ・・・しゃー!!」

集中していると、カクが変な声を出した。

聞いたことない・・・。

 「どうしたのカク・・・え・・・」

振り返ると、剣を下げた知らない男の人が立っていた。

カクの声は威嚇だったみたいだ。


 「君は・・・」

誰?それに男の人・・・。

わたしはすぐに靴を履いて、木の陰に隠れた。


 「君みたいな女の子がここで何をしている?」

「しゃー!!」

「魔物・・・ちょうどいいな」

何・・・どうしよう。ニルス様・・・。


 「この辺には誰も住んでないって聞いてたんだけど、君はどこの子?」

厳しい言い方・・・怒られてるわけじゃないけど、普段からこういう話し方をする人なんだろう。

 「・・・教えられません」

なんとか答えた。

早くカクを連れて帰らないと・・・。


 「答えてもらわないと困るんだ。調査で来てるんだから」

「・・・なんの・・・調査ですか?」

「俺たちが住むところだよ。お嬢ちゃんのことを教えてくれ」

・・・住むところってなに?

それに「知らない人に自分のことを話すな」ってお母さんに言われてる。

男の人ならなおさらだ。


 「もしかして、旅人か冒険者か?」

そうか・・・それなら誤魔化せる。

返事をしてこの場を離れて、ニルス様に教えないと・・・。

 「そうです・・・旅人です」

「一人で?」

「・・・そこの森渡りと一緒です」

「魔物と?」

早くどこか行ってよ・・・。


 「旅人なら知ってるだろうが、魔物は人を襲う。俺たちは何かある前に保護しているんだ」

「その子は・・・大丈夫です。少し休んでいただけなので・・・もう行きます」

「しゃー!」

わたしは勇気を出して木から離れて、カクを抱き上げた。


 「へー・・・綺麗な顔だな」

姿を見せた時に、嫌悪感が湧くような声が聞こえた。

・・・気持ちわるい。

 「失礼します・・・」

なんだっていい、少し離れたら全力で走ろう・・・。


 一歩、一歩、怪しまれないようにゆっくり・・・。



 「お嬢ちゃんも・・・連れて帰りたいな」

「あ・・・」「きゅ・・・」

急に腕が引っ張られてカクを落としてしまった。

嘘・・・触らないで・・・。


 「やめて・・・ください・・・」

「旅人なら消えても誰も困らないな」

「いや・・・」

目の前の顔が、昔わたしを騙した男と重なった。

やだ・・・やだ・・・恐いよ・・・。


 「まさかこんなところにメスがいるとは思わなかった。かなり若いな・・・」

髪・・・顔・・・肩・・・男の手がわたしの体を這っていく・・・。

 気持ちのわるい手つき・・・

それなのに、手も足も動いてくれない・・・。

 

 「しゃー!!」

「く・・・なんだお前・・・」

男の手がわたしの胸に触れようとした時、カクが飛び掛かった。

 「やっぱり魔物は魔物か・・・」

違う・・・カクはわたしを助けようとしてくれた・・・。


 「殺したのがバレたらゴチャゴチャ言われるんだ。・・・お嬢ちゃんは黙っててね」

男が振り向いて剣を抜いた。

 「カク・・・」

「・・・」

カクは牙を剥いて恐い顔で唸っている。

なのに・・・まだわたしは動けない。


 「角が小さいな・・・タヌキと間違えたんだ!」

「ぎゃん!!」

「カク!」

また飛び掛かったカクが、男の剣で返り討ちにあい・・・地面に落ちた。

 「きゅ・・・」

カクが落ちたところに血だまりができている。

斬られた・・・。



 「雨が降ってきたな・・・」

いつの間にか、男がまた目の前にいた。

 「まあいい・・・」

「ぐ・・・」

お腹を殴られて、木の下に無理矢理座らされた。


 わたしは・・・これからどうなるの?

カクは・・・。


 「先に具合を見とかないとな・・・」

お兄ちゃん・・・助けて・・・。

 「気に入ったら俺だけで飼ってやる。今いるのは、もう壊れそうだからさ・・・」

男の手がわたしの脚に触れ、少しずつ上ってくる・・・。


 「・・・ぐあ!」

男の手が止まり、同時にカクの遠吠えが森中に響いた。

 「まだ生きてたのか・・・」

カクが震えながら立ち上がっていた。

 この人を角で刺した?なんで・・・あんなに血が出てるのに・・・。

わたしより・・・小さいのに・・・。


 『カクは痛いからケンカは嫌いなんだって』

わたしの・・・ため?


 「あ・・・」

カクの体から力が抜けた。

どうして立ったの・・・。


 「死に際の力か・・・勝手に倒れやがった」

男は倒れたカクに近付いた。

 「邪魔されたらムカつくからな・・・」

わかる・・・殺されるんだ・・・。


 『自分の身も守れないあなたに何ができるというのですか?』

ハリスさんの言う通りなの?

 『勢いで飛び込む世界じゃないんだ』

勢いじゃない・・・わたしはお母さんを助けるために考えた。

カクだって・・・助けるんだ!



 「おとなしくしてればかわいがってやるのに・・・痛いのは嫌だろ?」

「ここを・・・離れてください・・・」

わたしは胎動の剣を構えていた。

どうしよう・・・立ち上がれたのに体が震える・・・。


 『ニルス君を呼ぶ・・・』

剣から声を感じた。

 ・・・お父さん?

うん・・・一人じゃない。


 「今・・・どこかへ行くなら・・・許してっ・・・」

顔を殴られた。

 見えてたのに恐怖で体が反応してくれない。

考えている間に、口の中に血の味が広がっていく・・・。


 「唇を切ったみたいだね。・・・お嬢ちゃんはメスなんだからさ・・・無理だよ」

痛い・・・顔を殴られたのなんて初めてだ。

 ニルス様は治癒があっても絶対に狙わない・・・。

でも・・・こんなの全然平気だ。

 

 『それは戦いに身を投じた時にまた味わう痛み・・・そして相手に与える痛みだ』

あっちの方が痛かったもん・・・あれ・・・。

 『痛みは・・・覚えました。戦いを・・・剣を教えてください』

あの覚悟を思い出した時、体の震えが止まった。


 大丈夫・・・お父さんも・・・いるもん。

服の内側に付けているブローチを握った。

立てる・・・。


 「今・・・姿を消すなら見逃します!」

男のすぐ後ろを見た。

・・・弱いけど、カクはまだ呼吸をしてる。

 ごめんね・・・わたしよりずっと痛いよね・・・。

でも、すぐニルス様の所に連れて行けば・・・。


 「こいつが気になるのか・・・」

男は一歩後ろに跳んで、カクを踏みつけた。

 「なにを・・・」

「死ねば心残りは無いよな・・・」

男が剣を振り上げた。


 させ・・・ない・・・。

全身が熱くなった。

本能とか・・・そういうものが、今どうしたらいいかを教えてくれている。


 「させるかあああああ!!!!!!」

おもいきり叫んだ。

体が命じた通りに・・・。


 「・・・」

男は目を見開いて動きを止めた。

隙・・・武器を向けてきた相手に気を遣わない!

 「・・・同じ痛みを!」

力の限り踏み込み、胎動の剣を振り抜いた。

何度も練習した動きだ。


 「ぐあ!!なんだ・・・腕・・・」

男の腕ごと剣を落とした。

全身に甘い痺れが走る・・・。


 「すぐに消えろ!!二度とわたしの前に姿を見せるな!!!」

「・・・顔は覚えた。必ずまた見つけてやるからな!」

男が走り去っていく。

また・・・返り討ちにするだけだ。



 「はあ・・・はあ・・・カク!」

わたしはすぐに治癒をかけた。

血が出過ぎてる・・・。


 「カク・・・カク・・・」

「きゅ・・・」

まだ・・・生きてる。

大丈夫、すぐニルス様のところに。


 「・・・ダメだ。これじゃ運べない・・・」

カクのお腹は破れていた。

持ち上げたら中身が出てしまう・・・。


 「やだ・・・やだよ・・・カク」

わたしは治癒をかけ続けることにした。

雨で血も流れていく・・・。


 帰りが遅ければニルス様が来てくれる。

わたしの力じゃ治せない。

だから少しでも時間を・・・。

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