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「有能すぎる」が追放理由

 魔物の討伐依頼をこなしてこの街での拠点にしている宿屋に戻った私は、パーティのリーダーに呼ばれて彼の部屋へと向かった。

 そこにはすでに他のパーティメンバーも揃っており、どうやら私の来るのを待っていたようだ。

 一体なんのようだ、と私はなにやら緊迫感を漂わせるメンバーにそう尋ねてみる。するとリーダーが代表して口を開いた。


「お前をこのパーティから追放する」


 その後リーダーの口から出された内容を要約するとつまりはこういうことだった。

 一体なぜ……。


「なんでだ……? 私はいままでこのパーティのために、お前たちのために色々とやってきたじゃないか。買い物とか宿屋の交渉も、ギルドで依頼を確保するのも、野営地の準備も、魔物を倒すのも、ギルドでの依頼報告も、全部! 一体なにがダメだったんだ!?」

「だからだよ。お前が全部やってて俺らがいる意味がないじゃねえか。今回なんてお前一人で依頼持ってきて一人で魔物見つけて一人で魔物倒してたじゃねえか」

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