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歴史バトルロワイヤル

アダム・スミス×トマス・モア×鄧小平×ニーチェ〜べーシックインカムを考える〜

作者:あすか
歴史バトルロワイヤル:ベーシックインカムを考える

「働かずとも生きられる社会」は、ユートピアか、それとも退廃か。

舞台は現代と時空を越えた架空の討論スタジオ「歴史バトルロワイヤル」。
司会進行を務めるのは、歴史と文学を愛する可憐な案内人・あすか。

今回のテーマは、現代社会が直面する大問題「ベーシックインカム」。
討論の火花を散らすのは、思想と歴史を代表するこの4人!

アダム・スミス:市場の見えざる手を説いた近代経済学の祖。自由と責任の両立を語るバランス派。

トマス・モア:理想郷『ユートピア』の著者。共感と道徳に基づいた分かち合いを信じる理想主義者。

鄧小平:現実主義の巨人。中国の改革開放を主導した実務家。社会制度における“持続可能性”を強調する現場の声。

フリードリヒ・ニーチェ:神を超えて生きる哲人。“超人”の哲学を武器に、制度の欺瞞を鋭くえぐる破壊者。


制度の善悪、労働意欲と財源、格差と救済、そして未来の人間像――
激論の果てに浮かび上がるのは、ただの社会制度ではない。
「人間とは何か」「人は、なぜ働き、何を目指して生きるのか」という根源的な問い。

幕間ではモアと鄧が“社会主義”の真意を語り合い、
スミスとニーチェが“神”と“道徳”の本質をめぐって交差する。

激しさの中に、思索と共鳴。
矛盾する立場の中に、未来への道筋。

ベーシックインカムを問うことは、人間の可能性を問うことだった。

さあ、歴史を越えて紡がれたこの討論の続きを、今度はあなたが考える番だ。
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