こんな終わりでも・・・いいよねw
「姫!助けに参りました。」
一人の男が牢の前で鍵を開けようとしている。
「あ、あなた様は?」
姫と呼ばれた女性は状況を完全につかめてはいないようだ。
鍵が大量についた輪の中から
アタリの鍵を探している男に尋ねる。
男は顔を上げて微笑みながら
「私は王国から派遣されたものです。
魔王の手からあなたを救うために来ました。」
男はそういうと、作業に戻った。
「あ、危ない!」
ガン!
男は間一髪で避けた。
女は胸に手を当てて、息を吐いた。
そこには床を叩いた棍棒を持ったゴブリンがいた。
「まだ残っていたのか。」
通路には無残に切り捨てられたゴブリンが
転がっている。
男がここに来るまでに倒したものだった。
男は腰にさしていた剣を抜こうとしたが、
手は空を切った。
男が腰を見てみると、
腰には剣がなかったのである。
困惑していると、棍棒を振り上げたゴブリンが飛び掛ってきた。
男は後ろに下がって避けると、
牢にぶつかってしまった。
ぐさ!
男は腹に痛みを感じて見てみると、
男の腹を男の剣が貫いていた。
牢の中の女が刺したものだった。
「まだまだ修行が足りませんね。」
そういって女は微笑んだ。
返り血を浴びたその腕を男の服で拭い、
そしてまた牢の奥で次の男を待つのであった。
某ファンタジーの一部分みたいなw
とりあえず登録初日で、
何か書きたかったのだよww
まあ途中で日付変わったけど;;
大体30分で書きました。
ゆえに変なとこあるかもしれませんww
こんな終わり方でも・・・いいよねww