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『今のままで』『石』

作者: 安岡 憙弘

  今のままで

                                安岡 憙弘よしひろ

 心根こころねはやさしいけれど向上心のとても強い女の子がいました。

 ひょんなことから私達は結婚しました。結婚してからも彼女はカルチャー教室だのなんだのいつもなにかに一生けんめいでした。

 そんな彼女をみて私はもっとゆったりと自分の時間をもったらいいのになあとおもいながら休日にソファに横になって彼女のよそ着選びを見ていました。




  石


 修業に行きづまったそうがお寺を抜け出して池のほとりにやってきました。いくらがんばってみてもいい方向へすすめません。くやしくなって僧はそこら辺にあった大きめの石を池の中になげこみました。

 ポワーン

と波紋が広がりなかなか消えません

「わたしの心と一緒だ」

 僧はせつなくなりました。


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