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【錬金王】とイデア

【錬金王】ガンテツは身長が140の体重120キロのデブだった。移動にも自分が作り出した機械で移動するほどに彼は自堕落な生活をしていた。



そんな彼が変わるきっかけを作ったのはセイルだった。セイルと《錬金術(アルケミスト)》で勝負したガンテツは、一方的に打ちのめされたのと同時にセイルの精錬された《錬金術》に心を奪われたのだった。



ガンテツが【ライトニングパープル】に加入したのは約2年前だった為、魔王討伐時はまだ体重が100キロを越えていたので、【魔王】がみた時はデブそのものだった。



魔王討伐後のガンテツは1度国に帰り、セイルに頼まれていたあるものを作成し、それをイデアに秘密裏に渡していた。イデアとは30年来の親友であり、お互いの戦闘スタイルや弱点を知る仲だ。



そんなガンテツにイデアは会うたびにこう話していた。



『なぁ親友?もし俺が敵になったらお前が俺を殺してくれ。俺の《付与(エンチャント)》に対抗するにはお前の《錬金術(アルケミスト)》の力が必要なんだ。頼む!』








ガンテツはボウガンを構えながら思い出す。イデアとの約束を守る為、彼は引き金を引く。



世界の為、そして親友の為に【錬金王】ガンテツの戦いが始まった。

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