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リーフの過去
~今から約500年前~
セイメイの下で聖女見習いと働いていたリーフは、瀬戸瑠依の《付与》による技能の普及による大幅な戦力強化に関わったリーフの父親の影響もあり、セイメイと瑠依の世話係を任されていた。
邪神との戦争が激化していくなか、セイメイの弟との結婚話が出てきていた。弟は戦闘能力が低いモノの、頭の回転が速く司令塔として後方支援を担当していた。
リーフは弟と仕事することが多く、同じ姉を尊敬する同志として親交を深め、戦争終結を機に結婚する予定だった。
だがそれは叶わなかった。弟はセイメイの実の弟ではなく、邪神の分身体だったのだ。それに気付いた瑠依とセイメイは急いでリーフの元へ向かったが、リーフは心臓を弟に貫かれ既に死亡していたのだ。
瑠依はリーフの遺体に全ての技能を《付与》し、当時この世界のシステムの管理を行っていた世界樹に託した。
~埋葬されてから120年後~
リーフは世界樹の中で目覚めた。世界樹を通してありとあらゆる情報を取り込んだリーフは、技能の真の力を手に入れ転生したのだ。




