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集いし者達④
レイスが移民に紛れた《変幻自在》達の元へ到着すると、見知らぬ人物が既に《変幻自在》を倒されていた。
話しかけようと近づくレイスに《案内人》から慌てた声が聞こえてきた。
『レイス!今すぐ私に変わりなさい!!早く!!』
瞬時に《案内人》に切り替えたレイスは、いつの間にか後方にふき飛ばされていた。遅れて腹部に激痛が走り口から血を吐き出した。
「今のを防ぎますか……思っていた以上にやりますね」
何とか受け身を取りつつ100メートル吹き飛ばされたレイスが顔をあげると、そこには予想外な人物が立っていたのだ。
「え……何でここにいるのよ?」
『貴方までこっちに来ているとは思っていなかったですよ【弟】。』
そこにいたのは右目を黒く燃やすレイスの弟であるレイルだった。彼は黒いオーラを放ちながら近づいてくる。
「姉さん……500年前の続きを始めようか。同じ【兄弟】同士でね♪」




