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元メンバーからの届け物


「これにて授業は終わります」

「「ありがとうございました!!」」


運び屋ギルドの一角では、セイルが講師となりギルドメンバーの講習会を無料で執り行われていた。


新人からベテランまで年齢問わず参加しており、毎回ほぼ全員が講習会に顔を出している。


講習会の影響からか1人1人の仕事効率が格段に上昇し、未だかつてない程の黒字となっていた。




講習会を終えたセイルに1人の女性職員が声をかけてきた。手には赤い封筒を持っている。


「セイル様。差出人不明の封筒が届いたのですが、確認してもらってもよろしいですか?」


「大丈夫ですよ。多分知り合いからですので」


封筒を受け取り中身を確認すると、コンパスが入っており、北東を指しているのがわかる。


「あのー……壊れているようには見えませんが、コンパスですよね?」


普通のコンパスなら北を指しているはずだが、このコンパスは北東を指している。職員には分からないが、セイルはよく知っている物だ。


「これは技能《付与(エンチャント)》が施された特殊なコンパスです。指定した物へ向かえるようにされているようです」


説明を受けた職員は《付与(エンチャント)》の言葉を聞くと顔を青ざめ、恐る恐る返事を返した。


「も、もしかしてお知り合いというのは……魔界のあの人ですか?」



この世界で技能《付与(エンチャント)》を習得している者はたったひとり。元【ライトニングパープル】の途中加入メンバーである魔族。



「あぁ。元魔王幹部・武器製造の開発主任イデアだ」

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