表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/62

王女の恩人

グラスディアの王女レイス・フォン・サーシェス(18)は、従者を連れて【運び屋組合】に向かっていた。レイスはある少年の事を考えながら、揺れる馬車の中から外の景色を見ていた。


魔王が討伐されたと連絡が届いた4日前のあの日…。最果ての島から映像が来た時は大変驚きましたが、その映像も彼が用意した聞いた時は更に驚きましたわ…


「あの少年は今何しているのでしょうか?早く会いたいわ……」


レイスは8年前に魔王の呪いを受けて、生死の境を彷徨っていた。ある1人の少年が呪いを解呪するアイテムを使い、事無きを得たと父親である国王から聞かされていた。


気がついた時には既に他国に行っていた為に会えなかったが、いつかお礼を伝えたいと考えていた。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


考え事をしている内に【運び屋組合】に到着した。視察と称してあの少年を捜しているとは本人以外知る由もない。


「王女様?【運び屋組合】に付きましたよ。さぁ行きましょう」


従者に声を掛けられ馬車を降りるレイスに、遠くから猛スピードで近づいてくる人影が見えた。


「お下がり下さい王女様!全員戦闘態勢準備!王女様を守りなさ……い?」


従者長の命令でレイスを囲む様に陣形をとるが、何かに気が付いたのか皆が食い入る様に人影を見つめる。


人影が近付くと従者達は涙ぐんだり喜んでいる。気になったレイスは、従者長に恐る恐る尋ねた。


「あの〜……皆さんどうされたんですか?あの人は一体?」


泣きながら従者長はレイスに丁寧に説明をする。


「あの人が…ぐすっ……王女様を救って下さったセイル様ですよ!帰ってきたのですね…ぐすっ…」


「えっ…!?あの人がセイル様……」


レイスが会いたかった人が今、目の前に現れたのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ