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未熟者と成熟の植物

セイルと別れたレイスは、《身体強化ex》を使いフェンリルトへ向かっていた。


今のレイスには2㎞という距離はないに等しい。音速を越えるスピードで跳躍すると、フェンリルトを囲む城壁を飛び越えた。


「うぉぉぉぉぉぉ!!止まってくれ!!」


今まで《身体強化ex》を全開で使った事がなかった為 上手くコントロール出来ず、レイスは勢いそのままに何軒もの屋根を蹴りながら王城へ突っ込んでしまった。


幸い殆どの住人が居なかった事と、《幸運s》の技能の効果で誰も見られることなく辿り着くことが出来た。


「いてて……何とか止まれたなぁ…もしかしてセイルはこの事予知していたのかもな…」


自分の未熟を反省した後、周りを確認すると向かいの部屋で二人の男性が話していた。


レイスが恐る恐る様子を伺うと驚きの光景が広がっていた。そこには口から植物が生えた男性二人が倒れており、二人の話し声はその植物の花から聞こえていた。


「これはいったい……人間に寄生する植物で原因不明の毒……確か前に《案内人》が教えてくれたアレなのか?」


レイスが思案している最中、遠くから爆音が聞こえると同時に植物から煙が立ち込めた。辺りを見渡せば同じように煙が上がっていた。


《身体強化ex》を再発動したレイスは地下から何かが出てくるの感知し、王城を飛び出し距離をとる。


大きな揺れと同時に王城を飲み込む巨大な花が地中から現れた。全長1000mを優に越えるその大きさにレイスは確信した。


「間違いない。これが無毒食中植物(ラフレシア)か。花が咲いていると言う事はフェンリルトの住人は全て殺られた後だったか……」


レイスは腰に着けた剣を前に構え《剣聖(セイバー)》を発動する。

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